暗殺者の失敗【wrwrd】 (ページ5)

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貴方side

『殺せ』

gr「ｸｸｸｯ」

『何が可笑しい』

gr「気に入った。この国の暗殺者になれ」

『は、…？』

「正気か！？」

「いやあの目はホンマやな」

「まじかいな…」

『何故殺さない。殺せ！』

早く、早く殺せ

殺せないなら殺されたい

「生憎やけど諦めた方からええで。こいつは望んだもんは全部手に入れてまうからな」

『………』

gr「君は我が国の暗殺者としてもやっていける才能、そして判断能力があると見た。予てから我々も暗殺者は欲していたからね。歓迎するゾ」

ここは断りたい

が、今ここで拒否したところで仕事失敗その上、殺される

ならばここで一度従い、裏切ればいいのでは？

そう思い、直ぐ様返事をする

『……ﾊｧ、チッ仕方ない。受け入れよう』

gr「それでいい。取り敢えずトン氏！部屋に案内してやれ」

tn「どこにする？」

gr「この階で空いてる一番広い部屋だ」

tn「了解～。じゃあ着いてきて」

軍服に赤いマフラーと何とも珍妙な格好をした男に先導される

『…あぁ』

この日から俺は我々国に雇われた

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