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エイトフットside
エイトフット「…もう朝か」
あの乱闘の後、溜まっていた書類を片付けて休憩していると窓から少しだけ
日の光が入ってくる
流石にこれ以上は無理だと判断をする
どうせ今日はシフトはない
屋上でゆっくりとすることにした
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エイトフット「……ん？」
屋上へと続くドアノブに手をかけた途端、向こう側から聞こえてくるものに耳を澄ます
澄んでいる綺麗なピッコロの音色だ
がちゃりと扉を開くとそこには
橙の日を浴びて此方を振り向いているヴィジーユの姿があった
『あ、ジョー』
エイトフット「悪いな邪魔して」
『ううん、大丈夫』
にこりと笑って遠慮がちに聞いてくる
『吹いてもいい？』
エイトフット「おう、いいぜ」
屋上フェンスに背中を凭れ、目を瞑ると、すぐにあの高く綺麗な音色が響き渡る
横目で彼女をちらりと見ると
少し伏せた深緑の瞳を隠すかのように淡い翠の前髪が揺れる
その姿は本当に綺麗だった
そんな彼女と音色に魅入っている俺らの後ろで
太陽は完全に姿を見せ、一日の始まりを告げていた
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そると(プロフ) - 机の上の靴さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えるのが何よりも嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年5月14日 9時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
机の上の靴(プロフ) - すごく面白いかったです！最高の作品をありがとうございました！！ (2020年5月6日 9時) (レス) id: da06bfb863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年1月12日 6時
