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エイトフットside
ｶﾞﾁｬ
エイトフット「…まだいたのか」
マルフィ「それは私の台詞さ」
アップル「他の者は皆寝たようだ」
エイトフット「そうか…」
どかり、とソファに腰を下ろす
マルフィ「ジョー」
エイトフット「何だ？」
マルフィ「何故ジャケットがそんなに濡れているのかい？」
自分の胸あたりを見ると確かに濡れていた
さっき、Aが泣いていたからそれでか…
エイトフット「まぁ色々だ」
マルフィ「……なるほどね」
エイトフット「察しが早いな」
マルフィもアップルも納得したような顔をしていた
つくづくこいつらの察し能力は怖い
マルフィ「彼女は良くも悪くも頭の回転が早い」
アップル「何手先までも読む能力がある」
それが今は仇となっている
読もうにも俺らの未来が読めない
マルフィやマスターがどうなるのか
それが怖くて仕方がない
アップル「我々は常に物語の悪辣な者としていなければならない。その運命だけは変えられない」
マルフィ「それでもいいさ」
自分を憫笑するかのようにマルフィが笑う
マルフィ「何度同じことを繰り返したとしても私はマレフィセント様に従う。あの方のお陰で私やAは生きている」
少しの沈黙が流れた後、思い出したように彼が立ち上がる
マルフィ「そういえばAがまた酒を欲しがっていた。よければ来るかい？」
アップル「私はもう寝ることにしよう」
エイトフット「マルフィも寝ていいぞ。俺が付き合ってくる」
マルフィ「本当かい？…じゃあそうするよ」
マルフィがボトル片手に厨房から現れる
マルフィ「酔ったときは頼んだよ」
エイトフット「わあってる」
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そると(プロフ) - 机の上の靴さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えるのが何よりも嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年5月14日 9時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
机の上の靴(プロフ) - すごく面白いかったです！最高の作品をありがとうございました！！ (2020年5月6日 9時) (レス) id: da06bfb863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年1月12日 6時
