7 ページ8
貴方side
ハーデスさんが来て数分後、ハイタワーの玄関の扉が開いた
「すまない、遅くなったね」
ファージャ「毎度毎度…自分、時間にルーズ過ぎや」
マルフィ「遅れるのは良くないよ」
『私らも遅れたからね？』
「貴方がヴィジーユですね？」
『はい…』
いかにもなステッキとハット、それに服を身につけている男性に声をかけられる
V「私の名はMr.V。以後お見知りおきを。」
ジャック「ハイエナガールは？いないの？」
V「あぁ…スカーは今年は2日ほど遅れると聞いているよ」
ダルメシア「来なければいいのに…」
V「まぁまぁ。取り敢えず明日以降の事も含めてミーティングをやるよ」
『ねぇマルフィ』
マルフィ「なんだい？」
『私もリクルーティングはするの？』
マルフィ「勿論。嫌なのかい？」
『いや…そういうわけじゃないけど…苦手』
マルフィ「大丈夫さ。さぁ行こう」
────────────────
────────
──────
ミーティングも終わり、今は屋上から海を眺めている
きらきらと光る海を眼下に置きながらも頭の中にはジョーさんの暗いあの目が何度も思い出された
マルフィ「ここにいたのかい？」
『…マルフィ』
彼は相変わらずの鏡を持って、静かに近づいてきた
マルフィ「海がそんなに気になるのか？」
『……わかっててもイジるのね』
マルフィ「少し遊んだだけさ。そう、いじけないでくれ」
目を細めてクスクスと笑われる
マルフィ「真逆、君が一目惚れをするとはね。」
それも彼に、と付け加える
『私にだって好きになる権利くらいはあるはずだけど？』
マルフィ「別に私は応援しないとは言っていないが？」
『……ほんとにめんどくさいね、貴方って』
マルフィ「ｸｽｸｽそれはすまない」
『でもまぁ』
彼の方を向いて口を開く
『ちょっとだけ協力して』
マルフィ「あぁ。勿論」
せめて
腹を割って話せるくらいの仲にはなりたいな、なんて思ってみたり…。
-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*--*- -*- -*- -*- -*-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 142人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そると(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！それは私の確認ミスでした…すみません。楽しんで頂けたのなら幸いです！ (2019年11月9日 6時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 序盤を見て少し気になってしまったのですが、まさかは真逆とは表示しません。真逆(まぎゃく)と読むだけです。ストーリー性はとても良くて、どんどん見入ってしまいます (2019年11月7日 9時) (レス) id: 381a12205a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そると
| 作成日時：2018年12月14日 18時
