43 ページ47
貴方side
だんだんと魔力が無くなっていき、苦しくなってくる
一方の向こうは歌をやめる気がなかった
『やめ、ろ…ジョー…』
彼はにたりと不敵な笑みで此方を見る
エイトフット「やめたところでもう魔力は散っている。終わりだ」
『ｯ!‼』
魔法が解ける音と共に私は気道を失う
息がもう続かなくなり水面目指して泳ごうとするがジョーに足を掴まれる
エイトフット「おっと…どこへ行く気だ？」
杖で叩いて抗議するがその意は届くことなく
私は意識を失った
貴方side終
────────
エイトフットside
全身の力が抜け、口から空気を吐き出すAを抱きかかえ、ざばりと陸に上げる
エイトフット「やり過ぎたか…」
所々、俺の魔力に耐えられなくなったのか紫黒く皮膚が変化していた
杖とAを堤防の上にそっと置く
手先や顔がもう冷たくなっていた
濡れていない俺の上着を掛ける
エイトフット「ま、精々できるとこまで頑張れよ」
そう呟いて俺はハーバーへ向かった
エイトフットside終
────────
マルフィside
マルフィ「…やられたようだね」
ホック「ヴィジーユが、か？」
マルフィ「あぁ。私は救出してくるから頼んでいいかい？」
ハーデス「頼むも何も後、あの犬だけだから大丈夫よ」
マルフィ「ありがとうハーデス」
刺客としてジョーとファージャを除く三人がアラビアンコーストに来ていた
が、スキャター、スカーは既にダウンしている
二人に背を向けポートディスカバリーに急ぐとそこには
ジョーの羽織りがかかっているAが倒れていた
-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*--*- -*- -*- -*- -*-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 142人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そると(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！それは私の確認ミスでした…すみません。楽しんで頂けたのなら幸いです！ (2019年11月9日 6時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 序盤を見て少し気になってしまったのですが、まさかは真逆とは表示しません。真逆(まぎゃく)と読むだけです。ストーリー性はとても良くて、どんどん見入ってしまいます (2019年11月7日 9時) (レス) id: 381a12205a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そると
| 作成日時：2018年12月14日 18時
