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貴方side
ヴィーラ「それはマルフィも被っている帽子と同じデザインのものよ。あ、ここにアレキサンドライトをつけてもいいわね。それにタンザナイトを…」
ポライト「予算オーバーです！！」
どうやらつける宝石の話でモメてるようだった
紫や翠の宝石の名前が飛び交う
と、昔小耳に挟んだ宝石の名を口に出す
『…スピネルを入れてはだめ？』
ヴィーラ「あらご要望かしら？」
『ええ。すごく聞き覚えのある宝石なの』
マルフィ「マレフィセント様がよく仰っていたからだと思うよ」
『マレフィセント様が？』
ヴィーラ「そういえば聞いたことがあるわ。スピネルはよく好んでいた、とね。」
『ならそれでお願い』
ヴィーラ「らしいわよ、MP」
ポライト「うう…仕方ないですね…2つまでですよ！」
ヴィーラ「よくやったわ、ヴィジーユ！それじゃあ早速作りましょう」
『ええ…それはわかったけど…』
マルフィ「どうかしたのかい？」
私はぐるりと周りを見渡す
『ミシンや裁縫道具はここにはないよ？』
ヴィーラ「あら、そんな古臭い方法で私達は作らないわ。ほらMP」
ポライト「はいはい、只今」
ポライトさんとヴィーラさんが紙の前に立ち、深呼吸をする
何が始まるのかと食い入るように見ていると後ろからマルフィに声をかけられる
マルフィ「ｺｿ彼らは魔力で服を作り出すんだよ」
『ま、魔力で？』
マルフィ「まァ見ていればわかる」
もう一度二人に視線を戻すとヴィーラさんは赤紫、ポライトさんは深緑に目を光らせていた
『(強い…！)』
ぐわりと波のように魔力が押し寄せる
私はあまり感じたことのない強さと種類だ
反射的に目を瞑る
ヴィーラ「完成よ、ヴィジーユ。目を開けてご覧なさい」
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そると(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！それは私の確認ミスでした…すみません。楽しんで頂けたのなら幸いです！ (2019年11月9日 6時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 序盤を見て少し気になってしまったのですが、まさかは真逆とは表示しません。真逆(まぎゃく)と読むだけです。ストーリー性はとても良くて、どんどん見入ってしまいます (2019年11月7日 9時) (レス) id: 381a12205a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2018年12月14日 18時
