クローバークイーン【ヴィランズ手下】

25 ページ29

貴方side

ジャック「クローバー、大丈夫？」

『…心に傷を負った気がするよ、ジャック』

ジャック「お疲れ」

ダルメシア「それ、何なんだ？」

さっき、ヴィーラに半ば強引に握らされたのは便箋のようだった

『ええと………今日のリクルーティングは中止にするらしいよ』

ファージャ「ほんまか！？」

スカー「これじゃあスカー様に怒られちゃう！」

アップル「それは誰から宛てられたものなんだ？」

ダルメシア「…これって…」

そこにはあのマレフィセント様を初めとする有力マスターヴィランズの名前が連ねられていた

マルフィ「それならしょうがないね」

アップル「…やむを得まい…」

ヴェール「ではどなたかミスターを連れ戻した方がいいのではありませんの？」

ホック「…その必要はなさそうだな」

ホックと同じように扉の方を見ると同時に開かれた

V「皆、今日のリクルーティングは中止だよ」

ハーデス「もうMP達から伝達を受け取ったわ」

僕がひらりと便箋を翳すとミスターは驚いたような顔をした

V「いつの間に？」

『さっき、ミスターが出ていってすぐだよ』

V「あの女……まぁいい。それじゃあ今日は全員、ゆっくりしていていいよ」

解散ー、というミスターの緩い声で僕は部屋へ帰っていった

-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*--*- -*- -*- -*- -*-

26→←お知らせ&24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す