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貴方side
次の日
いつもの癖で夜明けとほぼ同時に起きる
『…散歩しよ』
朝風呂として軽く水を浴びて軽めの格好で屋上を目指した
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『寒っ…』
夏とも秋とも言えないこの季節
朝は少し冷えていた
いつもは毛があったから気づかなかった
「うぇるうぇる…早起きなんだね」
『マルフィ！』
マルフィ「寒いだろう？これを着ていいよ」
そういって着ていた上着を私に羽織らせる
『でも…』
マルフィ「私は大丈夫だから」
『じゃあお言葉に甘えて』
マルフィ「それでこんな時間に何故屋上へ？」
『散歩しようと思って来たんだけどよく考えたら翼ないんだった…』
マルフィ「翼ならあるじゃないか」
『え？』
マルフィ「元はAも鷹なんだろう？なら翼が出せる」
『でもどうやって』
マルフィ「こうするんだよ…！」
『！』
バサリバサリとマルフィの背中に大きな黒い翼が姿を現す
人一人飛ぶなんて造作もないくらい大きな翼だった
マルフィ「君もやってごらん」
『わかった』
頭の中でイメージしながら背中へと力を込める
バサリ
バサリ
『できた！』
私が鷹だった時と同じ色の大きな翼が背中に生えてきていた
マルフィ「私も一緒に散歩してもいいか？」
『勿論！』
二人で大きく翼を動かし空に向かって地面を蹴った
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そると(プロフ) - 美桜さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします┏○ (2018年10月17日 22時) (
レス) id: 555986c520 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます！定期考査頑張って下さい！！ (2018年10月17日 20時) (レス) id: 62587d03e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2018年10月5日 0時
