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.*・゚ .゚・*.




中也「さっみぃんだけど。」




A「お兄ちゃん。分かってること口にしないでよ、余計寒くなるでしょ。」





俺達中原兄妹はこのクソ寒いなか2人で寒さに耐えながら任務中。
エリス嬢が新発売のケーキを食べたいと言ったのでこうして遥々遠い所からやってきた。


外で待たせるとか店員どーかしてんだろう。


あ、アレだよな。寒すぎると無心になるよな。


足の震えが酷い。ガクガクブルブルとらまさにこの事。


「寒い、寒い」とずっと呪文のように唱えているA。可愛いから写真を1枚。


今現在、気温はどのくらいだろうか。
震える手でポケットの中にあるケータイを取り出し、現在の気温は?とS〇riに聞く。



S〇ri「あー、寒い!現在の気温は−5°です。」



中也・A「「はぁ!?」」




中也「あー、寒い!じゃねぇよ!!!なんなんだよ!!!!」




A「お、お兄ちゃん…そんなの聞いたら…ッ…。」



がくりと力を無くしたAは己のクソ冷たい手を容赦なく俺の袖の中に突っ込んできやがった。

そして抱きついてくるも、人間湯たんぽとは言えない只の氷枕。




中也「ァァァァァァァアアアアア、Aッ!!!」




A「だだだだだって寒いんだもん…!!お兄ちゃんに抱っこさせる権利あげるよ!!」



待て中也。考えるんだ。此処で断ったら可愛い可愛いAが凍えてしまうではないか。
それに抱きしめる…だと!?
少々難易度が高いが別にいいだろう。





中也「んなもんいらッ……ん…ほらよ。」




バッと手を広げると嬉しそうに抱きついてくるAが。
鼻血でそ。



周りの人「(仲良い兄妹だなぁ…。)」




この後無事ケーキを購入出来、寒さのあまり太宰の家に乗り込んだ中原兄妹であった。



ーー


お久しぶりです。

無事ことが収まったので更新再開致します!
あまり更新のペースは早くないとは思いますが、少しずつ話を進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします!!!


青蘭。

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文豪 - 夢主は、マイエンジェル! (2019年6月2日 12時) (レス) id: 31faebb885 (このIDを非表示/違反報告)
pscyo - 最後のって安吾ですよね? (2018年9月17日 6時) (レス) id: 654239532a (このIDを非表示/違反報告)
ししゃも - ヤサスィイ!良いなぁ…こんなお兄ちゃん…ウチの兄貴はゴミだから← (2017年12月13日 17時) (レス) id: 7d7c78c9aa (このIDを非表示/違反報告)
青蘭(プロフ) - メイさん» コメントありがとうございます!!私もこんなお兄ちゃん欲しいなぁ…なんて思いながら小説書いてます…笑 お兄ちゃんっていいですよね← (2017年5月1日 20時) (レス) id: 65e2106eb4 (このIDを非表示/違反報告)
青蘭(プロフ) - もももさん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんの異能はない方向で……。夢主ちゃんをいろんな所から見て読んでくれたら嬉しいです! (2017年5月1日 20時) (レス) id: 65e2106eb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青蘭 | 作成日時:2016年12月10日 20時

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