俺の妹【中原中也】

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＿＿＿＿今日もいい朝…いや、重々しい朝(物理)





あぁ、身体が重い。ついでに言うと頭痛が半端ない。
なんだこれ、金縛りにでもかかったのか？
巫山戯んなよ本当に幽霊とかマジ勘弁。あ、あれか？この間任務でやっちゃったお方か？いや本当悪かったって。しょうがなかったんだってもう。


重い瞼をパッと目を開けると俺の上にはAが乗っていた。

金縛りでもなんでもない、ただ妹が乗っかっていただけ。




正直クソ驚いたがなるべく冷静な声でAに話しかける。




中也「な、何してんだ？」





A「おはようお兄ちゃん！」





中也「あぁ、おはよう…うんだからね、何してんの？」





問掛けの答えになっていなく、朝の挨拶だけかえってきた。んまぁ可愛いからいいのだが。




A「んー、だってさ、昨日お酒飲んでベロッベロに酔って帰ってきたんだよ？今日もお仕事なのに起きられるかなぁー？って思ってさ。…立原くんにそんな迷惑かけちゃ駄目だよ？」




中也「あー……。」





だからこんなに頭が痛いのか。
酒も程々にしよう。と思うが無理だろう。





A「お兄ちゃん、今の時間7時だよ。今日姐さん達と会議じゃないの？」





中也「うぉあっ！？！？」





そう言われベッドから飛び起きる。
その勢いでAが後ろに倒れそうになった所をキャッチ。

バタバタとうるさい足音を響かせ用意に取り掛かる。




A「お兄ちゃん！軽いご飯持っていける様に包んどいたからね！！後薬ね！！！」





中也「さんきゅ！！」





そのままの勢いで部屋を出て仕事にいった。






A「お兄ちゃんの方が子供みたいね…。」




ー



紅葉「中也、弁当かの？」




中也「あ、はい。Aが作ってくれて…。」




首領「中原君はいいねぇ…。私もエリスちゃんに作ってもらいたいものだよ。」




紅葉「その薬もAが用意したものじゃろ？よくできた妹じゃ。」



中也「……自慢の妹です。」

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