同居146〜達央さんside〜 ページ7
もうこれ以上Aちゃんの笑顔を壊したくない...
そう思うのに...自分の思いを伝えたい
自分の思いを知ってほしい...
そう思ってしまう
俺は嫌なやつだよな
でも...後悔はしたくないんだ
Aちゃんを助けたお礼として、この気持ち...
聞いてくれるか?
鈴「Aちゃん」
貴「なんですか?」
俺が思いを伝えたらきっと困るだろう
またいろんなことを考えてしまうんだろうな
貴「達央さん...?」
鈴「俺...Aちゃんのことが...っ...」
怖い...
答えは分かっているからこその怖さが胸にくる
鈴「...っもし、もしもAちゃんが今誰かに告られたらどうする?」
貴「え?」
鈴「Aちゃんには裕貴がいるからふるんだろうけど...なんて言ってふるんだ?」
俺だせぇなぁ
自分が言えないからこういう風に探って
勝手に解決しようとしてる
貴 「そうですね...彼氏がいるので...すいません...という感じですかね...」
鈴「だよな...」
ほら自分で勝手に傷ついてる
もう言えねえな...
鈴「Aちゃん。来てくれてありがとう。今日はもう遅いし帰ったほうがいいぞ」
貴「...わかりました」
Aちゃんが病室から出ようとした時に
鈴「Aちゃん!」
「俺...Aちゃんが好きだった。初めてあった時から...でも仲良くなるにつれて裕貴と付き合ってるの目の当たりにしたり俺に好意がないってわかっていって、すごく嫉妬するんじゃないかって思った。でも嫉妬なんて一つもしなかった。自分でもおかしいとは思ってるんだけどな。なんか裕貴とAちゃんが幸せそうにしてるのを見ると自分も幸せになる...だから俺は付き合って彼女になってほしいとかじゃなくて...一番の友達になってほしい」
貴「達央さん...」
貴「ありがとうございます。好きになってくれて。私も達央さんが刺された時自分のことくらいに本当に痛かったんです。これは...一番の友達だと思っているからだと思いますか?」
やっぱりAちゃんのこと泣かせてしまった
鈴「そうだな!俺ら1番の友達だよ笑いつの間にかなってたんだな笑」
貴「私は達央さんのこと大好きです!なにせ1番の友達ですから!」
鈴「俺も...Aちゃんのこと大好きだ」
こんな愛になるの形もあるんだな
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サヤマメ(プロフ) - 雅さん» ありがとうございます!!私なんかの小説で泣いてくださるなんて……本当に嬉しいです!これからもみなさんが感動してくれるような作品を作っていけるようにがんばります! (2016年12月27日 13時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - すごく良かったです!感動しました!!たっつんが、刺されたところで、泣いてしまいました。たっつんもゆうたんもひろたんも大好きでもう、本当にすごく良かったし感動しました。 (2016年12月27日 0時) (レス) id: 35bb9a9344 (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - ★ルミネ★さん» 嬉しい……ありがとう泣もう少し番外編を書くから楽しみにしててね (2016年7月13日 22時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
★ルミネ★ - サヤマメさん» 番外編待ってましたー!最後のところがかっこよかった!鳥肌立っちゃったよ!!ww (2016年7月13日 22時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - ★ルミネ★さん» うん!分かったよ!! (2016年7月4日 16時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サヤマメ | 作成日時:2016年4月17日 20時