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# 3-5 ページ15






布団の中でうずくまってる手越。




時折苦しそうに咳をするから背中をさすってやれば、異様なほど熱を持っていた。




「手越、っ、熱やばいよ」




さすがにマズイと思って、俺はすぐに下にいるマネージャーに連絡を入れる。




「もしもし、ごめん。手越が熱やばくて、すぐ病院連れて行きたいんだけど大丈夫?」

『分かりました...!病院には先に連絡しておきますね』

「ありがとう、助かる」




電話を切って手越を見たら、顔を真っ赤にして泣いていた。








「手越?大丈夫?ねえ、分かる?」




焦点は全然合ってくれなくて、そのあまりに辛そうな姿に焦ってしまう。




「手越、手越、っ、」




眠ったのか気を失ったのか、そのまま目を閉じてしまって、声をかけても反応がない。








「ごめんね、持ち上げるよ」




そう言って抱えた手越は、この前抱えた時よりもっと細くて、もっともっと軽くなっていた。




「ほんとバカ... なんで我慢するの...」




柄にもなく泣きそうになるのを堪えて、手越を車まで運ぶ。








「っ、手越さん...」

「ごめんね、本当迷惑かけて... 病院までお願い」

「分かりました、」




マネージャーもかなり焦りながらも病院に送ってくれて、前と同じ裏口から病院に入る。




「すみません、熱がすごくて、意識もなくて...」

「恐らく薬の副作用だと思います。高熱の原因も確認するためこのまま検査入院してください」

「分かりました... お願いします」




そう言って、手越はそのまま運ばれてしまった。








薬の副作用の話は聞いていたけど、病気の治療は想像しているより甘くはないのかもしれない。




本当に大変なのはこれからだったことを、この後思い知らされる。




.

第4章 : 帰りたい→←# 3-4



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みーぽん(プロフ) - こころさん» こころさん、いつもありがとうございます(о´∀`о) 感動、しましたか?嬉しいです(;o;) お話がマンネリ化しないように頑張りますので、飽きずに読んでいただけたら嬉しいです!今後ともよろしくお願いします(*´∀`*) (2019年10月7日 22時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - ましゅさん» ましゅさん♪ 毎作品そう言っていただけてめちゃくちゃ自信になります(;o;) ありがとうございます!ましゅさんリクエストのお話書くのも楽しみです♪ 引き続きよろしくお願いします(^○^)☆ (2019年10月7日 22時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - 星ますさん» 星ますさん!いつもありがとうございます♪ もう書くの楽しくって止まりません笑 めちゃくちゃ自己満ですが、楽しんでいただけて嬉しいです(*´-`) 赤星は皆様の優しさのおかげです(;o;) そして私は星ますさんの新作が読みたいです!笑 今後ともよろしくお願いします♪ (2019年10月7日 22時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 完結おめでとうございます!毎回毎回感動しまくりでした。次のお話もとっても楽しみです(^o^)これからも頑張って下さい♪ (2019年10月7日 20時) (レス) id: 84071babe8 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - 完結お疲れ様です!全ての作品感動させていただいて、毎回引き込まれながら、次の展開にドキドキしながら読ませていただいています(〃ω〃)毎回毎回、すごく引き込まれる作品を読ませていただけてほんと尊いです\(//∇//)\次の作品もとっても楽しみにしてます! (2019年10月7日 19時) (レス) id: 2d564c1d47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーぽん | 作成日時:2019年9月28日 16時

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