決戦の日ー御幸サイドー ページ39
7月28日
決勝戦当日
AM5:35
やべ…
全然寝れなかった…
試合 午後からだし
もう少し寝てていーのに…
沢村 降谷「おはようございます」
こいつらも一緒だったか
ーーーーーー
「試合は午後1時 本日気温が大変高いため
熱中症にならないよう 水分をお取りになりご観戦ください 」
観客席は満席
ベンチ裏
「それでは先攻が青道 後攻が稲実になります」
前園「ええやないか先攻で！！ガンガン攻めたろうや
はなから期待しとらん 気にすんな」
御幸「…」
片岡「御幸」
御幸「…！？」
片岡「もうもう一つキャプテンの大きな役割だ
締めてこい！！」
「円陣！？」
「久々じゃない？王者の掛け声」
ーーーー御幸家 テレビ前
御幸父「…」
ーーーーベンチ前
御幸「決戦前に言うことじゃないかも知れないけど やっぱ言わせてくれ…」
野球部「…！？」
御幸「キャプテンとして自分がチームに何をできたか…今でも自信がない
それでも秋大を制し この夏もここまで来れたのは みんながそれぞれ自立した心で野球と向き合ってきたからだと思う」
野球部「…！」
御幸「お前らと戦えてよかった
このチームはまだまだ強くなれる
______俺たちが王者だ」
野球部「おおおお！！ らぁ！！！」
御幸「誰よりも汗を流したのは」
「青道！！」
御幸「誰より涙を流したのは」
「青道！！」
御幸「戦う準備はできてるか！！！？」
「「おおお！！！！」」
御幸「我が校の誇りを胸に狙うは全国制覇
いくぞぉーーー！！！！」
「おおおぉ！！！」
成宮(どっちのチームが上かはっきりさせようぜ )
稲実(俺たちが上だ…！)
ここまで支えてくれた
親御さん
先輩
マネージャー
ここまで切磋琢磨しともに歩んできた
野球「×××…」
A「ふぅ…」
かけがえのない仲間たち
俺たちの勝利を信じてくれている
こんなこと言ったらA怒られそうだけど
大丈夫、分かってるから
目指す目標はただひとつ
自分たちのためにも
____みんなのためにも
このチームの強さを必ず証明する
「3年連続夏の甲子園出場を狙う去年の覇者
世代最強投手成宮鳴を擁する稲城実業
秋の大会を制しセンバツベスト8
春夏連続甲子園出場を狙う青道高校」
舞台は整った
御幸「いくぞー！！！」
「「ゔぉぉお！！！」」
甲子園まであと一勝
続く (更新停止中)
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作者名：春春 | 作成日時：2021年9月29日 22時
