負けられねぇんだよー野球部サイドー ページ35
御幸サイド
川上「昨日はごめん…
試合中は肩を作ることも許されず、正直ベンチで不貞腐れてました
明日はベンチで声出しします
ブルペンにも入りません
心配かけてすみませんでした」
そう言ってノリは頭を下げた
沢村 降谷 金田「…！」
川上「頼むな」
ノリはこいつたちに託してくれた
白洲(ノリ…)
倉持 前園 小野「…！」
片岡「去年最後にマウンドに立っていたのは川上くんです
稲実戦にかける想いは人一倍強かったでしょう
それでもチームの士気を下げたくないから皆に謝りたいと…
大人にもなかなか取れない行動です」
落合「耳が痛い…」
高島「そうですか 川上くんから…」
太田「ええ…普段大人しいですけど芯の強い子なんです」
高島「はい」
ーーーーーー入部当時
「喜多中学 川上憲史」
川上「希望ポジションはピッチャー
右投げのサイドスローです」
東「やる気がねーなら田舎に帰れ！
このドアホ！！」
川上「やる気はあります」
川上「野球は高校で最後でいい…
そのつもりでいたからここまで頑張ってこれたんです…
この夏を悔いなく終われるのならここで壊れたって構わない
お願いしますｯ…！」
ーーーーーーー
御幸「ｯ…！」
ｷﾞｭ…！
ノリがどんな想いで俺たちに託してくれたのか…
ーーー前園サイド
前園「おっしゃ！声出してこー！」
そうや
俺たちはこの日のために３年間汗にまみれてきたんや
ーーーー倉持サイド
打倒 成宮鳴
倉持「ｯ…」
一日も忘れたことはないぜ
稲実「「わーーー！！！」」
____________あの日の悔しさは
ーーー全員サイド
このリベンジを
どれだけ待ち望んできたか
御幸 沢村「…！」
負けられねぇんだよ
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作者名：春春 | 作成日時：2021年9月29日 22時
