その言葉が ー御幸サイドー ページ8
御幸「うわー！すごいっ！！！」
野球をするために見に行ってた試合
相手チームはバッタバッタ三振とって、
バカスカ打ってて
「すごいぞ！松瀬！」
って、相手チームの1人の選手はコーチに褒められていて
すごい人なんだなぁって、当時野球が分からなかった
俺でも分かるオーラ
だけど、こんなすごい選手と戦いたい
幼な心に闘志を燃やしていた
「野球したいのかぁ！うちは大歓迎ですよ」
って、チームに入る話が進んでいたころ
御幸「！？」
「Aちゃん、あかんねんて。もう諦めよ？」
A「いやや！！！わたしも やきゅう したいっっっっ！！！」
相手チームの方では母親に諭されたもの泣いている小さな女の子
御幸「あの子野球したいんだ…」
コーチ「？？」
俺はコーチの手を引っ張って泣いている女の子の元へと行った
御幸「きみも やきゅう したいの？！だったら、おれといっしょのところに はいろうよ！」
泣いてる女の子はびっくりした顔をしていた
「やきゅう…したい！」
泣いていてもその目は真っ直ぐで
俺は女の子と野球を始めることになった
御幸「名前は？」
「松瀬A…」
御幸「え！？」
さっきの相手チームのすごい人の妹かよ！！！
御幸「俺は御幸一也！よろしくな！」
Aとは、とにかく一緒に頑張った
あいつはいつも、俺の想像を超えて上手くなっていって…俺が唯一敵わないお思っていた存在
…大事な存在
一緒にレギュラーも取って
これからって時に…彼女は遠い町に引っ越してしまう
御幸父「お前、Aちゃんのところ行かなくていいのか？」
御幸「いい、行かないっ…」
別れが受け入れられなくて
でも、何かしないと気が済まなくて
家の前で素振りをしていた
別れの日
俺のところに駆けつけて来てくれたきみがいて
きっと顔見たら泣いてしまう…
だから…
御幸「…お、俺！絶対甲子園でるから！！！
上手くなって有名になる！」
だから、甲子園出たら見に来いよ…！！！
また会える…そう信じて
上手くなるしかない…！！！
会えない寂しさ
辛い練習…
思うように結果が出ない時も…
ここまで頑張れたのは…
私、かっちゃんの野球しているところ
大好きだよ！！！！
その言葉が俺を強く、成長させてくれた
御幸「待ってろよ、甲子園…」
期待と闘志を胸に校門くぐった
" 青道高校 "
俺はまだスタートラインに立ったばかり
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゅんしゅん | 作成日時：2020年6月18日 19時
