【鬼滅の刃】鬼 殺 隊 の ア ホ 柱 は 愛 さ れ る.

＊諦めるな＊ ページ7

うまい！うまい！と騒ぎ立てながら、Aと煉獄杏寿郎は、定食屋で一休みしていた


Aは、有り得ないくらいの方向音痴だ。
そのため、任務はいつも誰かと一緒。

鴉に言われた通りの方角に進んで言ってもいつの間にか逆の方向に行ったりしてしまう。

ここまで来るとアホと言うより、バカかもしれない


『きょじゅろ、このバナナ上手いね！』

「そうだな！！」


違う。バナナでは無い。諦めないでくれ杏寿郎


「ここの、定食は絶品だ！
それに、可愛い看板娘もいる！人集りが出来るほど有名な定食屋に来れること、嬉しく思うぞ！！」


『あの、バナナの人かわいいな！杏寿郎！』

「あの人はバナナなのか！そうか！！」


バカみたいに声がデカい二人
周りの視線を集めに集めまくっている。

それに、見たことの無い格好もしている。

当たり前に注目の的だ


「うむ。ところでA、今日の任務はどこだ？」

『えーっと、確か…西南東かな！！』


どこだ。西なのか東なのか。
どっちだ


「そうか！それでは、もう少ししたら西南東に向かおう！！」

『うん！』


誰かこの二人にツッコミ役をおいてください。

既に定食屋5人前を食べ終えていた二人は、更に三人前を注文する。


「それにしても、君たち兄妹は本当によく食べるねぇ！」


定食屋の注文をとる、奥さんが杏寿郎とAに話しかける


『杏寿郎にいちゃん！』

「うむ！なんだ妹よ！！
そう見えているのは嬉しい限りだ！」


お互いワハハと愉快に笑う


『この後は、富士山の家に行くんだよね！』

「藤の花の家紋だぞ！」

『そうなのか！！富士山に行くんだね！！』

「そうだ！！」


頼むから諦めないでくれ




＊
大正コソコソ噂話

Aは基本的に人の話を聞かないぞ

＊合同任務＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す