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ページ29

そう言ってAは、鬼の額に口付けをする


『貴方が今までしてきた事は決して許されることではありません〜。
けれど、今まで辛い中、よく頑張りました〜』


消えかかる鬼の頭を灰になるまで撫で続けた

悲しい音がした。鬼からも、Aからも


鬼が灰になって消えるまで、初めて眺めた。
よく今までの鬼も思い出してみれば、どこか悲しい音をさせていたかもしれない

憎くて殺したくて堪らなかった鬼に、耳を傾けるなんざ御免だと思っていた。

そんなのも、Aを見ればたまにはいいと思ってしまう


「A、あんまり無理すんなよ」

『心配してくれてるんです〜?ありがとうございます〜。』

そっと立ち上がり、Aは俺の手の甲にそっと口付けをした。


「ちっせーな。こっちにゃ、届かないか?」

頬をトントンと指で示すと、Aは糸目をそっと開けて挑発にのろうとする


『そんなにして欲しいのなら、少し屈んでください〜。届くわけないじゃないですか〜』


「ククッ、そうだなぁー」


怪訝そうに眉をひそめるAが面白い。
俺は言われるがまま屈んだ


『もう〜。酷いです〜………へっ…』

「おーおー。顔真っ赤じゃないのー」


俺の頬に接吻をしようとするAの鼻に、そっと接吻をしてやった

Aは、糸目を見開き、顔を赤く染めていた



『な、へ〜??』


鼻を抑えて、ワタワタと悶えている

打たれ弱すぎだろ


「いつものお返しだ。」


立ち上がり、Aの方に顔を向け、舌をベーッと出す

呆然と立ち尽くすAを背に歩きだす


こりゃ、4人目の嫁にするしかねーな。

*バレた*→←*宇髄の仕返し*



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設定タグ:鬼滅の刃 , 五十嵐夏目 , 二次創作   
作品ジャンル:アニメ
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フレフレ組尊い(プロフ) - 話し方が無理 (2020年6月25日 12時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
五十嵐 夏目(プロフ) - ぴぇんさん» 分かりました。リクエスト承りました (2020年6月8日 21時) (レス) id: 1227add740 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぇん - 返信ありがとうございます!リクエストなんですが柱の飲み会…みたいな感じがみたいです!よろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ (2020年6月8日 20時) (レス) id: cc6da06cf4 (このIDを非表示/違反報告)
五十嵐 夏目(プロフ) - ぴぇんさん» ありがとうございます!地道に更新していきます笑 (2020年6月7日 20時) (レス) id: 1227add740 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぇん - あ、好きこれからも応援してます!更新頑張ってください! (2020年6月7日 16時) (レス) id: cc6da06cf4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五十嵐 夏目 | 作成日時:2019年9月9日 2時

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