そういう趣味ですか？

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「それは…」



私だって、わかんないけど…

ちょっと後ろめたい気持ちがあったのかな…



「ほら、なんか変に勘ぐられても困るでしょ？ヒョナちゃんにも迷惑掛けちゃうし…」

TH「別に迷惑なんて思わないよ
むしろ今度ちゃんと挨拶しておかないと…」

「え？挨拶…って？」


どゆこと？

そんな、かしこまって
何を宣言なさるおつもりで？




TH「ちゃんと大人として
お付き合いさせて頂いてます。って…」


は、はいーーーーーっ？！←


「いや、待って。
そもそも、私たちって付き合ってるの？」


TH「え？俺、Aさんのこと好きだよ」



ドキンっ///


や、待って←
なんか、あっさり言ってくれちゃったけど



「え///…えっ？」

私の頭も心も混乱中で



TH「Aさんも俺のこと好きだから…
何回も可愛い声出して
俺を感じてたんじゃないの？」


や、待って。←


ちょっと表現力変えようか？


ここタクシーの中だしね←




さっきからチラチラと運ちゃんに
バックミラー越しに
見られてる気がしますよ←



TH「そう思ってたのは、俺だけ？」


って、そんな真っ直ぐな
瞳で見つめないで(泣





何も答えられない状態で
無言のまま俯いてると…


すぐに自宅に着いてしまった



タクシーから降りるときも
しっかり私の手を繋いでくれて

何度も「ここでいいから」って言っても

マンションの中まで送り届けてくれて



「ありがとう、じゃあ…」

って、玄関先で帰そうとしてるのに…


TH「戸締りはしっかりしないとね！」


ガチャンっ



って、なぜ君が鍵を掛けたかな？

いや、帰ろうよ？←



「え？帰らないの…？」


TH「今、帰ってきたばかりなのに？」


「え？」

TH「ん？」



あれ？なんだろ？
言葉が通じないのかな？

宇宙人だったのかな？←



TH「マダム、朝帰りなんでしょ？」


え、待って←

電話の声、丸聞こえでしたか(汗




TH「ちゃんと俺が朝まで
看病してあげるからね♡」


チュっ…


ほっぺにチューされても
放心状態の私…


え？今夜もお泊まりですか？←

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