そういう趣味ですか？

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マドンナ「やぁ〜だ！Aちゃんのイケズ〜〜！！」


金髪の大男が無駄にぶりっ子を振りまく



「イケズって、何時代の言葉なの？(呆
って、なんでまた私がヘルプしないと
いけないのよ〜〜！！」

マドンナ「仕方ないでしょ〜ぅ
今夜はティナちゃんと、リンダちゃんが
お休みで〜ぇ、困った時のAちゃん♡」


「おぇっっっ」


我が父ながら、この顔面で
おねだりされても気持ち悪い←



シンディ「A、どうせ今夜も予定は
無いんでしょう？」


「おい。こら。聞き捨てならんなぁ！」


無駄に斜め上から
無礼な態度を取って来たのは

館で一番長く居座ってる
古株のシンディ。


はい。もちろんオカマです←


幼い頃に母を亡くした私にとっては
ある意味、母親代わりの存在


だから、いつも私に対して
斜め上から見てくるんだけど


真っ赤な唇に煙草くわえて
どこの姐さんですか？って
貫禄の着物姿に圧倒されそうだけど

その下唇の下の付けボクロ！！
マジックで毛でも書いてやろうか？！←小学生並みの嫌がらせ


「私にだって予定のひとつや
ふたつくらいあるからっ！」


シンディ「あらやだ。なぁに？
まさか、また街コンでも行くの？」


「またって何よ！」


シンディ「次で何回…いや、何十回目？
どうせオバさんなんて相手にされないんだからさぁ…」


「まだギリギリ、アラサーなんでっ！」


シンディ「アンタ、それ。アラサーは30歳以下の女子が使う言葉よ」


「嘘？！四捨五入じゃないの？」


シンディ「あーっはっは。やだちょっと
マダム、一体どんな教育してきてんのよ！」


マドンナ「うちは自由主義だからね♪」


シンディ「だから嫁の貰い手もいないのねぇ〜」


「うるさいっ！今日こそは
運命の相手に出会うの！
ほら！この星占いにも出てるしっ！！」


シンディ「これだから処女は困るわぁ〜」


「処女なわけないでしょ！」


マドンナ「そうなの？Aちゃん！
いつ？誰？聞いてないわよぉぉ〜！！」


顔面からしてウザい父は華麗にスルーして



「という事で、今夜はパスっ！！
私は運命の相手を探しに旅に出ます♪」




って、張り切って街コンに出掛けたのに…

2＊→

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