【d!】弟扱いするんじゃない【男主】 (ページ5)

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■ ページ5

zm「めっちゃ久しぶりやわ～A」

挨拶を終えたあとワールド内を駆け回っていると(ハイジ？)ゾムに呼び止められた。

『それな。最後に会ったのもう2年前！』

zm「んな。大きくなったやんお前！」

『お前俺の祖父？』

謎の田舎のおじいちゃん発言に首を傾げつつ、ゾムと一緒にワールド内を覚束無い操作で駆け回る。そう言えばゾムには結構可愛がってもらったっけ。

sh「なんやゾム。兄貴面すんなや」

zm「ははっwお前に言われたくないわ」

sh「なんやと？」

zm「お？」

rb「うわまた始まった"A争奪戦"」

『…なにその乙女ゲーにありそうな名前』

もはや恒例行事の内ゲバを無視し聞き捨てならない言葉に耳を傾ける。
なに？"A争奪戦"って。楽しいの？ソレ

rb「あれ？知らんの？」

『知らん』

rb「あいつらAのことめっちゃ気に入っとるからさぁ。しょっちゅうやっとるよ」

kn「たまに俺ら巻き込まれるよなw」

rb「なw」

『ごめん俺がかわいいあまりに』

冗談のつもりだったのに無言で殴られた。ﾋﾄﾞｲ
けど争奪戦…？そんなの初めて聞いたな。確かにあの二人にはめちゃくちゃ甘やかされてる自信はあるが、まさかゲバる程とは…まぁ俺かわいいからさ、しょうがない。

ut「もういっその事さぁ。兄弟枠としてやってけば？」

『それって俺が弟ってこと？』

tn「んで兄貴が…」

sh/zm「「俺」」

sh「埋めたるわお前」

zm「やってみろや」

rb「仲いいなお前ら」

また俺の周りをくるくる回り始める緑と黄色のアバターを横目にトントン達は話を進めた。
枠～。枠って女性ファン好きそ。

『そういうのあった方がええの？枠とか』

tn「まぁないよりはあった方がええかな。リスナーに覚えてもらえやすいと思うで」

ut「後輩キャラはショッピくんと被るしな」

sp「別にキャラじゃないんですけど」

rb「Aは弟枠無かったらただのやばいやつやで」

『そんなん皆そうやん』

兄弟枠とやらもなんか面白そうだしやってみることにした。
でも兄貴まじで誰になるの？俺トントンがいい。ご飯作ってくれるから。

てか枠とか益々実況者っぽいやん。俺が実況か…。そっか…(遠い目)

ワクワクして手汗出てきた。