【d!】弟扱いするんじゃない【男主】 (ページ18)

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■ ページ18

歓迎会のカラをかぶった飲み会が始まった。

結局俺は誕生日席から外されたけどシャオちゃんの隣に座らされたということはつまりそういうことだろう。

大丈夫かな…俺も結構酒弱いんだけど。

zm「とりあえず焼き鳥100本でええな」

『100本ってゼロがひとつ多くないですかゾムさん』

zm「は？いけるやろ？な？」

kn「アッハッハッハッハッせやぞ！」

rb「あっちやべー、トントンのほう行こ」

しまった。これが巷で話題の食害か。
両隣にヤバいやつ配置するなんて最低。あとロボロ逃げるな。
さては主役を潰す気ねあんた達。

なんて茶番を繰り広げていくうちにシャオちゃんはベロベロになり、数が異常な料理達は次々に並べられていった。かなり恐怖を感じた。

tn「しかしAもついにTwitterデビューしたな」

gr「ちゃっかり始めとるしな」

『チミ達がしつこかったからな』

ut「俺がアイコン決めたる言うたのになんで勝手に決めとんねん」

『その節はごめんよ、ｲﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯこらシャオちゃん髪引っ張んないの』

口にほぼ強制的に投入されていく料理にはもう触れないでおこうと思う。
いま思えば俺は圧力に弱い。現に圧に負けて実況もTwitter始めたわけだしさ。
もう少し圧力に勝てるようにならんかな。

そんな優しくない先輩達をほっぽって俺は鬱軍団のほうに目をやった。

ci「鬱にいさん！」

sp「鬱にいさん！」

ut「はははよせやい」

想像した通りあの軍団は華がある。
(大先生が後輩2人に無理やりたこ焼きを食わされている図だがそこには触れないでおこう)

いや、軍団というよりあの後輩2人だな。若くてキャピキャピ(？)していて羨ましいというか、俺にもあんな後輩がほしいな。

弟ポジというものに不満がある訳ではないが、いや多少はあるが俺にも兄貴ではなく弟が欲しい。もっと言えば妹が欲しい。

sh「おーいー、どこ見とるん」

『いや、少し現実逃避してただけ…ｲﾀﾀﾀ痛い痛い首を引っ張るな』

zm「お前は俺だけ見てればええんやって、ほら」

『今のセリフ状況が違えば惚れてたな』

rb「2人ともわっかりやすー…」

もう収集がつかなくなってきたので一旦ここで区切るけど正直もうお腹いっぱいです。
トントンとグル氏は笑ってて絶対助けてくれないし、鬱軍団はあんなだしシャオちゃんベロベロだしロボロも絶対助けてくれない。
この後無事に俺が家に帰還出来てればいいね。絶対無理。