episode 4-19 ページ3
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『じゃあ、まさ兄に勉強でわからないこと聞きに言ってたってこと?』
匡平「そう。」
匡平くんは暖炉に薪を入れて火を起こしながら答えた。
『まさ兄にも色々協力してもらえるかもねっ…!』
私がソファーに座りながら言うと匡平くんが口を開いた。
匡平「…ごめん。」
いきなり匡平くんにあやまられて、怒鳴られたことを思い出す。
『…あ、いや、私こそごめんなさい…。』
私もあやまると、匡平くんはいきなり立ち上がって羽織っていたジャージを抜き出した。
匡平「これきろ。濡れてないから。」
『え…』
匡平「これ、脱いで。」
匡平くんはスっと私が着ていたまさ兄の上着を脱がせた。
すると匡平くんは私のことをじっと見つめて言った。
匡平「A…
俺にもご褒美ちょうだいよ…。」
『…あ、飴!?合格キャンディー…今持ってなくて…。』
すると匡平くんはいきなり私の肩に頭を乗せた。
どうする私…?
こんな状況になるのは初めてだ。どうすればいいんだろう…。
とりあえず匡平くんの頭を手で撫でると匡平くんは私の腰に手を回した。それも力を込めて。
これはやばい雰囲気な予感…。
『…そろそろ…宿…戻る…!?
あ、こ、これ借りるね…』
私がぱっと匡平くんから離れて匡平くんから貸してもらったジャージを羽織った。
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みか - 短くてもウキウキできます! (2019年3月1日 6時) (レス) id: fc3e733821 (このIDを非表示/違反報告)
嵐 どーもと! - よろしく頑張ってください!(笑笑) (2019年2月28日 22時) (レス) id: 20a2e61dc4 (このIDを非表示/違反報告)
× 睡眠薬 ×(プロフ) - 嵐 どーもと!さん» こんばんは!おお!裏小説…!初めてなので上手くかけるか分かりませんがチャレンジしてみたいと思います!そろそろ短編作ろうと思っていたのでありがたいですっ。ありがとうございます! (2019年2月28日 18時) (レス) id: a84cda8c74 (このIDを非表示/違反報告)
嵐 どーもと! - こんばんはー 短編集を書くときに、できれば、裏小説も入れて欲しいです!頑張ってください! (2019年2月28日 18時) (レス) id: 20a2e61dc4 (このIDを非表示/違反報告)
× 睡眠薬 ×(プロフ) - 結城みいさん» ありがとうございます、頑張りますっ (2019年2月27日 18時) (レス) id: a84cda8c74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:睡眠薬 | 作成日時:2019年2月12日 13時