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A母「汐恩くん、夕飯食べてったら？」
鶴「いいんですか？？」
A母「ついでに泊まってったら？」
ママーー？？
クリスマスに年頃のカップルに、泊まってたら？なんてよく言えるよね。
A母「あら2人とも真っ赤っか。」
A母「あ、変なことはしちゃダメよ」
鶴/A「『わかってますよ！/わかってるよ！』」
『どうする汐恩？』
鶴「服取りに一回家行くわ」
『じゃあ、ついでにアイス買ってきて』
鶴「じゃあ一緒に行こや」
鶴「ていうか、今冬やで？」
『冬もアイスしか勝たん！』
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鶴「雪降ってきたな」
『寒いね』
鶴「…ありがとう、いつも隣にいてくれて」
急に素直になられると、なんかすごく照れる。
『こちらこそ、…ありがとう。』
汐恩の服のポケットの中で繋いでた手が、さらにぎゅっと、握られる。
この雪と外の暗さが隠してくれてたはずの2人の赤い顔が、電灯に照らされた。
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作者名：月 | 作成日時：2021年9月21日 21時
