34,それから。 ページ35
それから、用意されていた巫女服に着替え、加州に髪を編んでもらい、長谷部と仕事をして、お昼ごはんを食べて、皆と遊んで、今は疲れて縁側に倒れ込んでいる。
時は三時前、ここは三時になるとおやつの時間があるらしい。
『ンッアー!!短刀達、元気すぎ!』
先程まで短刀達と鬼ごっこをしていた私は縁側で1人思っいっきり伸びをする。
ちなみに今の服装は走るのに巫女服は嫌だなと思ったのでこんのすけに用意させたパーカーワンピースと短パン。
こ「好きなのを言ってみてください」と言ってくれたので、完全に自分の趣味で選んだ。
いつも親に決められた服だったのでパーカーワンピースに憧れていたのだ。
短刀達は未だに走り続けているので今、縁側にいるのは自分だけだ。
ちょっと行儀悪いけど誰もいないし大丈夫でしょ!
と思い、パーカーワンピースを少したくし上げてお腹を出す。
秋とはいえ、思いっきり走ると熱くなる。
『あっつー……』
おやつ前出し一休み……
一「弟達と遊んで下さりありがとうございます。」
『うわっとロイヤル!?』
一「ロイヤル…………?」
『いやっ!なんでもないの!』
誰もいないしと思った瞬間お決まりのような展開。
聞き覚えのある声に視界に入った水色の髪。
優しく微笑み上から覗き込む彼の姿は小さい頃に憧れた王子様そのものだった。
その姿を見た瞬間、ロイヤル!!!と叫んだのと同時に、がばぁ!と勢いよく起き上がってしまった。
その動作と一緒にすぐに服を直す。
彼の名前は一期一振。粟田口48のリーダ((((((藤四郎兄弟のお兄ちゃんだ。
彼はまだ話した事はないが、夕飯の時など弟達に注意している姿をみたし、短刀達に散々話を聞かされたので良く知っている。
そんな彼が私に、しかもだらけている姿をしていた今、話しかけてきた。
……タイミングが悪いぜ……ロイヤル兄ちゃんよぉ
一「あぁ!そのままで大丈夫でしたのに。」
『流石に一期さんの前ではちょっと……』
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年3月28日 21時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
柊花(プロフ) - 夏終朝凪さん» お返事遅くなりました(´TωT`)すみません!ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年11月30日 17時) (レス) id: 8d4279d0fb (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 続きがすごく楽しみです!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます(*´▽`*) (2019年9月21日 19時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊花 | 作成日時:2019年5月4日 17時