濡羽色審神者の本丸。【刀剣乱舞】

16,説明してほしい。 ページ17

こ「はいっ！お呼びでしょうか！主様！」





名前を呼ぶだけでいつでもどこでも出てきてくれるこんのすけ。

ストッ。と綺麗に地面に着地した。



『教えて欲しいんだけど…この状況…』



清光の後ろに隠れたまま、私は言う。

「状況…？」と言いながら、私の状態と男士達を交互に見たこんのすけ。

加州は苦笑い。



こ「あぁ！そういう事でございますか！
説明を忘れていました！
申し訳御座いませんっ！」



また、説明を忘れていたようで。

何か、説明忘れ多くない…？



『えっと、まず、私まだ鍛刀してないんだけど…


これ引き継ぎってやつ…？』



私がそう聞くとこんのすけは少し考えるように唸った。


こ「ううーむ。なんて説明したら良いのやら…
引き継ぎでは無いのですが…まぁ、そんな感じですねぇ。」


引き継ぎではないが、そんな感じ。また、よく意味がわからないことを言う。



こ「100年くらい、主がいない状態の、本丸だったのですよ。」

『ほぉー…そんな事ありえるの…？』

こ「本来は有り得ませんが、ある事情がありましたし、まぁ、私の力でちょちょいと。」



こんのすけはどのくらいの力を持っているんだろう…そう思いながら頭を悩ませていると、加州が言う。


加「まーあ。100年って俺達に、とったら割と短いけど、そんくらい放置されてたんだ。愛してやってよ。」


『そ、そうだよね…100年…』



100年は人間にとったらとても長い。そんなに待たされたら顔も見れず死んでしまう。それだけの時間を主なしで生きていたのか…



私は100年分愛してやろうと、心に誓った。



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作者です(●´▽`●)




すみません。12話を新しく追加しました。非表示になってたみたいで…！(｡＞ㅅ＜｡)


話が13話に繋がっている、少し大切な話なので、読んだいただけたら嬉しいです(*´ω`*)



よろしくお願いします。

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