濡羽色審神者の本丸。【刀剣乱舞】

7,ぎゅってして。 ページ8

こ「チュートリアルでございます。」


疑問を投げかけた私にこんのすけはまた、説明をしてくれた。
先程のこんのすけの丁寧な説明をちゃんと聞いてなかったためだ。


出陣の事、手入れの事、等など。
それをこれからやりながら覚えて欲しいらしい。



『分かった！じゃあ、加州呼んできますね。』


こんのすけの説明を1から聞いていたので、暇だったのだろう。
少し離れた場所に座り、自分の爪を見ている加州に声をかけた。



『加州。話、終わりましたよ。』

加「おー。やっと終わった？」



顔だけこちらに向けて、「よーし！出陣だー！」ととても嬉しそうに笑うので、待たせてしまったことをホントに申し訳なく思った。



こ「それでは行きましょう。」
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加「ごめん…主…」

『いや…加州が悪いのでは無いので…』



みーごとに負けました。

加州が悪いのでは無いので、何も言えませんが。

チュートリアルって普通勝ちません？？？


どういうことかと、こんのすけに視線で訴えると申し訳なさそうに「手入れの説明がありますので…」
と言われた。

政府が悪いのか…。

加州の方を見ると凄く泣いていますし。




加「あるじぃぃ………ごめん…俺…こんなんじゃ愛されっこないよ…」

『大丈夫ですよ。すぐに手入れします。それよりも、笑ってください。私は加州の笑顔が好きです。』




そう言って微笑むと、加州は更に泣く。

ホントの事を言っただけなのに…何か気に食わなかっのだろうか。失礼だったのだろうか。


どうしよう…と思っていると加州が何か言っていた。



加「ぎ………して………」

『なんですか？』






加「ぎゅってして……」

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