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30,叫び声2。 ページ31

歌「さて、」






コトン。と漬物の皿が置かれる。



それぞれの前に朝食が綺麗に並ばれている。


大広間には、刀剣達が集まっていた。

一番前の席と大和守の隣以外は。









歌「こうして朝御飯の用意も済んだのに主はまだかい?」


燭「まぁ、昨日はいろいろあったからね。
主も疲れているんだよ。長谷部君。行ってくれるかい?」


燭台切は笑顔で隣にいる長谷部に頼んだ。
すると、長谷部は言われなくとも。というように立ち上がった。






安「あのー。清光も居ないんだけど〜。」






手を上げたのは1人箸を進めている大和守。

その言葉に、周りの刀剣達は声をあげる。





今「まあ、ふたりはきのう、とぉっても
がんばっていましたから」

髭「長谷部君が加州君を呼びに行きなよ〜。
僕が主を起こしに行くよ。えーと、
弟のえっと、ひ、ビザ丸と一緒に。」

膝「あ、あああ兄者!俺は膝丸だ!」



ガヤガヤと騒がしくなっていく大広間に長谷部の
一言が響く。






長「えぇい!!静かに!!!!!!主は俺が起こしに行く!ついでだ! 加州も俺がいく!各自待っておくよu「ぎゃあああああああああ!!」はぁ!?」




鶴「今の声は、加州じゃないか?」

長「それ以外おらんだろ!!!」


立ち上がっていた長谷部、座っていたはずの鶴丸はいち早く行動し、声の方向に向かった。


乱は昨日、加州が夜に主の部屋に行ったことを思い出していた。







乱「主さんの部屋の方じゃなかった?」

今「あるじさまになにかあったのでは!?」

乱「まぁ、長谷部さんが行ったから大丈夫だよ!」




乱と今剣は開いたままの襖の向こうを見つめる。

他の刀剣達も驚いたり、心配したりして、また、大広間が騒がしくなった。

本丸一の機動力をもつ長谷部を見送った刀剣達に出来るのは長谷部が片付けてくるのをまつだけ。









燭、歌「(なんか……デジャブを感じる……。)」

31,事後。→←29,癖。



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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年3月28日 21時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
柊花(プロフ) - 夏終朝凪さん» お返事遅くなりました(´TωT`)すみません!ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年11月30日 17時) (レス) id: 8d4279d0fb (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 続きがすごく楽しみです!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます(*´▽`*) (2019年9月21日 19時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊花 | 作成日時:2019年5月4日 17時

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