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MS｢･･･ずっと、気づいてた
薄々だったけど。
ルハンも分かってるんじゃないかな｣
そっか。私はうまく隠せたつもりで
そんなこと無かったんだね。
MS｢まだ間に合うんだよ、俺達は｣
間に合う？私はもう遅いんだよ。
気持ちが大きくなりすぎたんだよ。
MS｢これは、俺達の秘密にしよう
この夏の秘密。
2人だけの想い出として｣
想い出になんて出来ない。
私はお兄ちゃんが･･･。
MS｢ほら、泣かないで？
俺はAの笑顔が一番好き｣
親指で私の頬を流れる涙を拭う。
そうゆうのが、ズルイんだよ。
また好きが溢れるでしょう？
花火みたいに
キラキラしていると思った世界は
思ったよりも簡単に
儚く散ろうとするんだ。
きっと今は、その余韻の部分。
もう、全てが消えて
想い出だけとなる。
そして時が経てばそれは想い出からも
薄ら薄らと消えていく。
MS｢俺さ、彼女がいるんだ
多分、もうすぐ同棲する｣
『･･･好きなの？その人のこと』
自分でもズルイ質問だと思った。
だけど、聞かずには居られなかった。
MS｢A、知ってる？
2番目に好きな人との方が
人間って関係がうまく続くんだって｣
その答えはさらにずるくて。
そっか、そうなんだって
納得できたら簡単だよね。
でもそれが、上手くできないんだもん。
MS｢･･･よし、戻るか。
あいつらもそろそろ話尽きただろ｣
LH｢キム兄妹！
2人でコソコソ何やってんだよ〜｣
MS｢お前らがデリカシーのない
話をするからAが困ってるだろ｣
BH｢これは男のロマンだよ！｣
MS｢ベッキョナ、
そのロマンは自分の内に秘めとけ｣
お兄ちゃんに続いて皆の元に戻る。
LH｢･･･大丈夫？｣
それはきっと、少しばかり
私たちの雰囲気に気付いているから。
それはきっと、
私の目元で光るものに気付いているから。
ほら、意識してみれば
ルハンってとっても優しい。
ゆっくり、ゆっくり
変えていけるのかもしれない。
きっと彼なら
何年でも待ってくれるかもしれない。
例えそれが
一番になることがないであろうと
分かっていても。
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ゆーりんご(プロフ) - suminさん» ありがとうございます！ 純愛をかかない野郎が本気を出しました← (2016年8月15日 20時) (
レス) id: 17c364bb50 (このIDを非表示/違反報告)
sumin(プロフ) - ゆーりんごさん！短編の小説なのに私の目が潤っちゃいました！切ないのにいい話....この5人のつづきが気になります！とてもいい話でした！これからも応援してます！ (2016年8月15日 20時) (レス) id: 20eef0f8b0 (このIDを非表示/違反報告)
レタス(プロフ) - Yellow8938さん» やったー！ありがとうございました！！私も味はわかりません（笑） (2016年8月15日 15時) (レス) id: dc35c175ab (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - こんばんは！ギョンスくん可愛いですドキドキしちゃいましたセフンくんやばいです怖いけどそれだけ好きなのかなってどんな味がするのか想像しちゃいまし (2016年8月14日 18時) (レス) id: 750a0b77cf (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - レタスキャベツ白菜さん» ラブ (2016年8月14日 17時) (レス) id: 7bf82ccb79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe,レタス,練乳,北国,ちょな,ゆーりんご
x他5人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年8月14日 7時
