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すると、右手に優しい温もりを感じた
驚いて横を向くと、
綺麗な顔をした男性が立っていた
そして、私の方を向くとゆっくりとした口調で「お・ち・つ・い・て」と言い、握っていた手を離した。
私は、一呼吸し、補聴器を耳に付ける。
彼はそんな私を優しい眼差しで見てくる。
私が補聴器をつけ終わると、彼が男2人に、
「遅くなってごめんなさい、商店街はこの道を真っ直ぐに進んでもらい、左に曲がった所にあります」
男2人はお礼を言ってその場を後にした。
『…あ、あの…ありがとうござい「なんで、今の今まで連絡一つよこさなかったの」
・・・え。
私は視線を上にあげようとしたがそれを止めた。
まさか・・・嘘・・もしかして・・
今目の前にいるのは・・・ルハンなの？？？
LH「俺がどれだけ、お前のことを待ってたか分かるか？」
『……っ。』
久しぶりにルハンに会えたという嬉しさと、
でも、私の耳に届く音はルハンの声ではないという切なさが同時に襲う。
LH「……なぁ、A、黙ってたら分からないだろう？
もしかして……俺の事、忘れたのか？」
『違うッッ！！！！』
私は顔を勢いよく上げた。
ルハンを、この島を忘れた日なんて一度もない。
LH「…じゃあ、なんで」
『…だって！私……耳治らなかったの…』
涙が溢れ出てくきて、上手く話せない。
『海の小々波の音もね、…っ……る…る……』
LH「大丈夫だから、最後まで聞いてるから」
ルハンが手を握ってくれる
あれ、なんかこんな事過去にもあった気が……あ、そうだ。
自分が突発性難聴で東京へ行かないと行けないって打ち明けた時だ。
その時もこの場所で、ルハンに手を握ってもらいながら、泣きながら話したんだ。
『……っ、小々波の音もね、る…ルハンの…声もね……私…聴こえないの…。
大好きな人の……声、ルハンの声を…もぅ一生…一生聴くことが…出来ないのッ！
耳が聴こえない女なんて、嫌がられると思って…それで……っうわ！』
急に腕を引っ張られバランスを崩し、ルハンの胸に飛び込む。
すると、ルハンがギュッと抱きしめた。
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ゆーりんご(プロフ) - suminさん» ありがとうございます！ 純愛をかかない野郎が本気を出しました← (2016年8月15日 20時) (
レス) id: 17c364bb50 (このIDを非表示/違反報告)
sumin(プロフ) - ゆーりんごさん！短編の小説なのに私の目が潤っちゃいました！切ないのにいい話....この5人のつづきが気になります！とてもいい話でした！これからも応援してます！ (2016年8月15日 20時) (レス) id: 20eef0f8b0 (このIDを非表示/違反報告)
レタス(プロフ) - Yellow8938さん» やったー！ありがとうございました！！私も味はわかりません（笑） (2016年8月15日 15時) (レス) id: dc35c175ab (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - こんばんは！ギョンスくん可愛いですドキドキしちゃいましたセフンくんやばいです怖いけどそれだけ好きなのかなってどんな味がするのか想像しちゃいまし (2016年8月14日 18時) (レス) id: 750a0b77cf (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - レタスキャベツ白菜さん» ラブ (2016年8月14日 17時) (レス) id: 7bf82ccb79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe,レタス,練乳,北国,ちょな,ゆーりんご
x他5人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年8月14日 7時
