fin ページ23
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「… ん… ？ 」
『…あ、起きた？おはよう Aちゃん』
「べ、くちゃん…？なんで…？」
『はは、まだ寝ぼけてる？ ちょうど始まるところだから、きっと 目も覚めるよ』
なぜか、ベクちゃんの膝枕で寝ているわたし。
普段なら、絶対飛び起きるけど
身体に力が入らなくて。
「あれ… ユカタは…？」
『ああ、ウェンディがさ、家からわざわざ着替え取ってきてくれたんだよ』
「あ…そうなんだ… あれ、ウェンディは…？」
『ウェンディとチャニョリは今ちょっとどっかいってるみたい』
「…そう、なんだ…」
少しずつ目が冴えてきた。
あれ今、お祭り、？ あれ…？雨降って 中止になったんじゃ…
しかも、2人っきりって…？
冴えてきたと同時に色々思い出して 頭の中がぐるぐるする
そんなとき、
夜空を駆け上る、一筋の光
「…あ、」
それは一瞬にして弾け、 大きな華となって、夜空を照らした
「花火…！」
『うわー…ちょーキレイ…』
身体を起こし、ベクちゃんのとなりに座って、空を見上げた
夜空に大輪の華が咲いていく。
そっと 隣をみれば、
色とりどりの光が、ベクちゃんの横顔を
キレイに照らしていて
ぎゅっ、と 胸が 苦しくなった
わたしが 見ていたことに気づいたのか、
目がばっちりと合って 思わず固まったけど
ベクちゃんは、なんだか照れくさそうに 笑った
…好き。
大好き。
大好きだよ、
溢れる気持ちが、抑えられなくて
『すげー！』
最後の1輪が 大きく咲き誇った時
「ベクちゃん… わたし、ーーーーーー」
華火は 七色に輝いて 夜空を照らした
____ _ fin
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ゆーりんご(プロフ) - suminさん» ありがとうございます！ 純愛をかかない野郎が本気を出しました← (2016年8月15日 20時) (
レス) id: 17c364bb50 (このIDを非表示/違反報告)
sumin(プロフ) - ゆーりんごさん！短編の小説なのに私の目が潤っちゃいました！切ないのにいい話....この5人のつづきが気になります！とてもいい話でした！これからも応援してます！ (2016年8月15日 20時) (レス) id: 20eef0f8b0 (このIDを非表示/違反報告)
レタス(プロフ) - Yellow8938さん» やったー！ありがとうございました！！私も味はわかりません（笑） (2016年8月15日 15時) (レス) id: dc35c175ab (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - こんばんは！ギョンスくん可愛いですドキドキしちゃいましたセフンくんやばいです怖いけどそれだけ好きなのかなってどんな味がするのか想像しちゃいまし (2016年8月14日 18時) (レス) id: 750a0b77cf (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - レタスキャベツ白菜さん» ラブ (2016年8月14日 17時) (レス) id: 7bf82ccb79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe,レタス,練乳,北国,ちょな,ゆーりんご
x他5人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年8月14日 7時
