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車を走らせるほど数十分。
うー、暇！
「あんまり、楽しくなさそうですね、お嬢さん」
チャニョルオッパが、ちらりと私の方を見て言った。
『だってさ、いきなり誘 拐だって言って連れてかれても、どこにいくか分からないし、そんな状況で楽しめると思う？』
「ハハハ、確かに。」
『漫画も読んでる最中だったのに〜』
私がそういうと、チャニョルオッパは笑いながら“ごめん、ごめん”と言った。
「実はさ、お前のお母さんが、Aが全然家から出ないから、相手してやってよって言われてさ〜この車明日返さなきゃ行けないから、最後にって思ってさ」
お母さん、また余計なことを……。
すぐ、チャニョルオッパに余計な事言うんだから。
なんて思いつつ、私を出かけに誘った理由がお母さんからのお願いで、少しだけガッカリする私。
少しだけね、ほんのすこーしだから！
『へー、そうなんだ』
「ま、俺もAと出かけたかったし、」
『え、』
チャニョルオッパ、今さらっとすごいこと言ったよね…？
思わず固まる私を、横目で見てチャニョルオッパはまたクスクスと笑った。
「どう？ちょっとは、ドキドキした？」
『な、してない！！』
嘘、本当はめちゃくちゃドキドキした。
だけど、なんだかチャニョルオッパにそう言うのも恥ずかしくて否定した。
「そー？残念、Aと出かけたかったの、ホントなのに。」
……。
チャニョルオッパ、夏の暑さにやられたのかな……？
恐ろしいほど、甘い。
少女漫画の中の登場人物みたいだよ、
なんて言う、私も夏の暑さに頭がやられたみたい。
だってさっきからドキドキが止まらない。
ちらりと、運転席を見ると真剣に運転してるチャニョルオッパ。
夕陽と相俟って、今日はなお一層かっこよく見える。
なにこれ。
私は恥ずかしくなって、ブランケットを頭まで被った。
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ゆーりんご(プロフ) - suminさん» ありがとうございます！ 純愛をかかない野郎が本気を出しました← (2016年8月15日 20時) (
レス) id: 17c364bb50 (このIDを非表示/違反報告)
sumin(プロフ) - ゆーりんごさん！短編の小説なのに私の目が潤っちゃいました！切ないのにいい話....この5人のつづきが気になります！とてもいい話でした！これからも応援してます！ (2016年8月15日 20時) (レス) id: 20eef0f8b0 (このIDを非表示/違反報告)
レタス(プロフ) - Yellow8938さん» やったー！ありがとうございました！！私も味はわかりません（笑） (2016年8月15日 15時) (レス) id: dc35c175ab (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - こんばんは！ギョンスくん可愛いですドキドキしちゃいましたセフンくんやばいです怖いけどそれだけ好きなのかなってどんな味がするのか想像しちゃいまし (2016年8月14日 18時) (レス) id: 750a0b77cf (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - レタスキャベツ白菜さん» ラブ (2016年8月14日 17時) (レス) id: 7bf82ccb79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe,レタス,練乳,北国,ちょな,ゆーりんご
x他5人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年8月14日 7時
