4 JD side & You side ページ8
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Aが無事に家に入るのを見届けて、踵を返す。
暫く歩いていると、河川敷に何本もの桜の木が並んでいるのが見えた。
「…さっきの花びら、ここのやつかな」
スマホを取り出して 桜の木を撮影し、Aに カトクとともにその写真を送る。
Aは気付いてないんだろうな。
俺が、Aの事が好きだと。
今 何をしてるんだろう。
どんな景色を見ているんだろう。
色々想うけど、ほんの一行だけでもAからメッセージが来たらそんな事忘れて舞い上がってしまう。
男っていうのはつくづく単純だよな。
だから、すぐに既読が着いて返信が来るとドキッとする。
もしかすると脈があるんじゃないか、なんて。
Aすごく綺麗…! 本当だ、その桜の木の花びらだったかもね!
笑顔のAがふと頭に思い浮かんで、
無意識の内に緩む頬。
やばいやばい、外なのに。
気を付けろ、俺。
……………………………
………………
Aside
.
晩御飯を終えて自分の部屋に戻り、ジョンデとのカトクを開いて文字を打ち込んでみる。
『私、ジョンデの事が好…』
いやいや、急すぎるか。
『ジョンデって、好きな子いるの？』
いやいや、これ送ったら私がジョンデの事好きなのバレちゃうよね。
『実は、気付いてないかもしれないけど
私ジョンデの事…』
ダメだ、恥ずかしい…！！
さっきジョンイナにあんな事言われたから、変に意識しちゃう…！
やっぱり、告白なんて無理…！
すると突然、画面に"着信 ジョンデ"の文字が表示された。
「えっ！？！？」
慌てて通話ボタンを押して スマホを耳に寄せる。
「も、もしもし！？」
『あ、急にごめん。
びっくりした？』
「大丈夫…どうしたの？」
『…や、もうカトクでずっと会話するなら
電話で喋ったほうがいいかなって』
「たしかに」
『もうご飯食べた？』
「食べたよ〜。
ジョンデ、お母さんみたい」
私が笑うと、ジョンデも笑う。
こんな時間に まさかジョンデの声が聞けるだなんて思ってなかった。
『せめてお父さんがいいな』
「ジョンデオンマ！」
『あー、それたまにチャニョル達に言われるわ』
「ジョンデしっかり者だもんね」
『Aが思ってるほど しっかりしてないよ、俺』
「そうかな……私よりは大分しっかりしてると思うけど」
『それは否定しない』
「やー！！謙遜大切よ！」
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まんちかん(プロフ) - ぎょんすやぁぁぁ(//∇//)(´д⊂)カイドペンです。このぎょんすすごくタイプです(><) (2016年6月22日 9時) (
レス) id: a211558dbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ユメさん» いえいえ、こちらこそ読んでいただいてありがとうございました(^-^)♪ (2016年3月14日 18時) (レス) id: 3a2005b22e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずっぺ！(プロフ) - やばい…面白い!!! (2016年3月14日 18時) (レス) id: c93b607bbd (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - クリスのお話ほんとにありがとうございます！！！！！ (2016年3月14日 17時) (レス) id: 03540e3701 (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - アイラビュゥゥゥフォーエバァぁあああああっ (2016年3月13日 22時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe、レタス、ゆーりんご、玲仁、ちょな、北国
x他3人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年3月12日 8時
