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「はい、取れたよ」
つまんだ桜の花びらをジョンデに見せると、ジョンデは伏し目がちに笑った。
「本当だ」
周りには誰もいなくて、切り取られたような二人だけの空間。
この時間がずっと続けばいいのにな なんて。
…………
……
「いつも送ってくれてありがとね」
「ううん、夜だし 一人じゃ危ないから。
それに俺が好きでやってる事だから Aは気にしなくていいよ」
私の家のそばの十字路でジョンデにお礼を言うと サラッとそんな言葉が返ってきた。
キュウ。
胸が締め付けられるような、甘酸っぱい気持ち。
「じゃあ、また明日な」
「うん、明日」
「って言っても多分カトクするけど」
「あはは、だよね」
おやすみ、と声を合わせて、私はジョンデにに手を振って家に向かった。
家のドアを開けて中に入るとき、チラリと見ると ジョンデはまだ十字路にいる。
私が無事に家に入るまでを見届けてから帰ってるの、知ってるんだよ。
そんな所が 大好きだ。
「おかえり」
「あ、ただいまジョンイナ」
玄関に入ると、弟のジョンイナが洗面所から出て来た。
「遅かったね？」
「うん、委員会が忙しくて。」
「ふーん。
またジョンデヒョンに送って貰ったの？」
ジョンイナは同じ学校の１つ下の学年。
そして、私がジョンデの事が好きっていう事を知っている 数少ない人の中の一人だ。
「はやく告っちゃえばいいのに」
「そんな勇気あったら苦労してないよ」
「あはは、だよね」
2人でリビングに向かうと、ポケットの中でスマホが震えた。
みてみると、
ジョンデ帰り道、桜の木があったから もしかしたらさっきの花びら ここから来てたのかも^^
添付されている桜の木は ライトアップされていて、とても綺麗。
男の人が顔文字を使うのってなんだか抵抗があったけど、ジョンデが使っているのを見ると いつも『かわいい』って思っちゃう。
よく雑誌の『男の落とし方★』みたいな特集で、
彼からカトクが来てもすぐに既読はつけないように！焦らしが大切！
なんて見かけるけど。
そんな駆け引きみたいな事私はできない。
すぐに既読つけちゃうし、返信もしちゃう。
だって好きだから。しょうがないよね。
3 You side & JD side→←CHE.R.RY feat.NeNe【ジョンデ】
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まんちかん(プロフ) - ぎょんすやぁぁぁ(//∇//)(´д⊂)カイドペンです。このぎょんすすごくタイプです(><) (2016年6月22日 9時) (
レス) id: a211558dbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ユメさん» いえいえ、こちらこそ読んでいただいてありがとうございました(^-^)♪ (2016年3月14日 18時) (レス) id: 3a2005b22e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずっぺ！(プロフ) - やばい…面白い!!! (2016年3月14日 18時) (レス) id: c93b607bbd (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - クリスのお話ほんとにありがとうございます！！！！！ (2016年3月14日 17時) (レス) id: 03540e3701 (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - アイラビュゥゥゥフォーエバァぁあああああっ (2016年3月13日 22時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe、レタス、ゆーりんご、玲仁、ちょな、北国
x他3人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年3月12日 8時
