愛歌 / by.ちょな 【クリス】 ページ29
桜が満開に咲き誇る季節
-------“春”
背中いっぱいに春の風を浴びる
この桜の木は、私達の出会いの場である
今日は4月11日
『あれから…もぅ4年か……』
私は静かに目を閉じた、思い出すのは4年前の今日。
ーーーーーーーーーーーーー
《4年前 4月11日》
入学式が終わった私は、教室の窓から見えた大きな桜の木の元に向かった
『わぁ…綺麗……』
〜♪
・・・ん？
私は耳を澄ませる。
この歌は・・・コブクロの桜？
一体誰がこんなに綺麗な声で歌ってるんだろ
私はゆっくりと桜の木に近づいた
「桜の花びら散るたびに
届かぬ思いがまたひとつ」
凄い・・・こんな綺麗な歌声聞いたことない
私はその歌声に集中していたために、木の幹に躓いて
『わっ!!!!!?』
・・・・・転けた。
「!!!!?」
痛たた…っ…ギョッ！！！
上を見上げると、一人の綺麗な男の人が私を見ていた
『わっ！えっと…歌ってたのに邪魔してごめんなさい！
私、1年の植田Aといいます。すごく歌がお上手なんですね！感動しましたっ！』
「歌なんか……歌ってない。」
・・・え？
『いや、でも……さっき、コブクロの桜を歌われて「歌ってないと言ったら歌ってない。俺は歌なんか一生歌わない。」
そう言って男の人は歩いて行ってしまった
・
・
・
『………っていう出会いがあったのよ！
ちょっと聞いてる？セフン!?』
SE「はぁ…聞いてるよ。」
彼は私の幼馴染、セフン。
『ああぁ、何年生なんだろ？凄く整った綺麗な顔してたの！また会えないかなぁ……』
私は廊下をチラッと見た
あぁそうそう、あんな感じの綺麗な顔をしていて・・・
！！！！？
ガタンッ
私は席を立ち上がり、その男の人を指差して
『セフン!!!! あれっ!!! あの人!!!』
SE「え…知らないの？あの先輩の名前？」
『え？知ってるの？』
私は席に座り直す
SE「まじか………あの人は、3年生のクリス先輩だよ。噂では、毎晩他校の学生と殴り合いの喧嘩をしているだの、暴力団に関わってるだの…結構有名だよ？」
『まさか〜、そんな人があんな優しい声で歌を歌うわけないでしょ！』
私はクリス先輩の背中を見つめた
SE「ちょっ、まさかクリス先輩好きなの!?!
Aには俺がいる…じゃなかった、辞めておけ！危ないぞっ！」
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まんちかん(プロフ) - ぎょんすやぁぁぁ(//∇//)(´д⊂)カイドペンです。このぎょんすすごくタイプです(><) (2016年6月22日 9時) (
レス) id: a211558dbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ユメさん» いえいえ、こちらこそ読んでいただいてありがとうございました(^-^)♪ (2016年3月14日 18時) (レス) id: 3a2005b22e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずっぺ！(プロフ) - やばい…面白い!!! (2016年3月14日 18時) (レス) id: c93b607bbd (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - クリスのお話ほんとにありがとうございます！！！！！ (2016年3月14日 17時) (レス) id: 03540e3701 (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - アイラビュゥゥゥフォーエバァぁあああああっ (2016年3月13日 22時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe、レタス、ゆーりんご、玲仁、ちょな、北国
x他3人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年3月12日 8時
