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Aヌナとの思い出は、もうそりゃ嫌って言うほどある。
例えば、9歳の時の夏休み。
ルハニヒョンが持ってきた映画を3人で見ることになった。
僕は、ワクワクしながら見てたんだけど……
なんだか様子がおかしい…。
黒髪の女の人が後ろに現れて……
「うわぁあああああああああ！！！！！」
ルハニヒョン、酷い！
ホラー映画じゃないか、これ！！
僕は、怖いのが苦手だって知ってるはずなのに！！
僕が、叫んだと同時に誰かに手をぎゅっと握られた。
その瞬間、なんだかあったかい気持ちになれたんだ。
ふと顔を上げるとヌナの微笑む顔。
僕はとてつもなく安心して握り返した。
でも、この時の僕はヌナの手が震えていることなんてちっとも気付かなかった。
ルハニヒョンは気付いてたのかな…
.
他にもいっぱい、Aヌナとの思い出はある。
僕が、クラスの男の子にいじめられて泣きながら帰った日。
『タオ！？どうしたの泣いて！』
そう言いながらヌナはいつも僕の側にきてくれた。
「…うっ、ひっ……」
嗚咽しか出なくて、何も答えれなかった僕をAヌナはいつも、優しく抱きしめて、背中をトントンと叩いてくれた。
それも、僕が泣き止むまで。
Aヌナの香りはとっても落ち着くし、大好きな香りだった。
ルハニヒョンは、ルハニヒョンで、
「誰にやられた？」
そう聞いて、いつも助けてくれた。
でも、ある時いつも負けっぱなしで泣いてる僕を見てルハニヒョンはこう言った。
「タオ、お前も強くならなきゃダメだぞ？」
「え？」
「お前がA守ってやらないでどーすんだよ」
「いったー！デコピンしなくたっていいじゃん！大体ルハニヒョンが守ってあげればいいじゃん。僕には無理だよ」
「ばーか、お前じゃなきゃ意味ねぇんだよ」
そういうルハニヒョンは、すごく寂しそうで触れたら壊れちゃうんじゃないかってくらい弱々しくそう言った。
この言葉の意味を僕は分からなかったし、分かろうとしなかった。
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まんちかん(プロフ) - ぎょんすやぁぁぁ(//∇//)(´д⊂)カイドペンです。このぎょんすすごくタイプです(><) (2016年6月22日 9時) (
レス) id: a211558dbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ユメさん» いえいえ、こちらこそ読んでいただいてありがとうございました(^-^)♪ (2016年3月14日 18時) (レス) id: 3a2005b22e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずっぺ！(プロフ) - やばい…面白い!!! (2016年3月14日 18時) (レス) id: c93b607bbd (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - クリスのお話ほんとにありがとうございます！！！！！ (2016年3月14日 17時) (レス) id: 03540e3701 (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - アイラビュゥゥゥフォーエバァぁあああああっ (2016年3月13日 22時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe、レタス、ゆーりんご、玲仁、ちょな、北国
x他3人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年3月12日 8時
