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目が合ったまま暫くお互い固まってしまう。
先に動き出したのはギョンス君だ。
普通に歌詞カードに目を戻す。
行きづら……。
しかし隣の席なので仕方なしに足を進め、机の中から宿題を取り出す。
いいのか？私。
聞かなくて。
いいのか？私。
ここにずっと立っているのも変な話だ。
ギョンス君が何を思ったのか私を見上げる。
やばい……。
超かっこいい！！！！
……てか変な顔されてる。
ど、どうしよう。
＿＿＿＿あ！！！！
A「そ、その曲」
ﾋﾞｼｯと見たこともないその歌詞カードを指さす。
た、タイトル部分がちょうどボールペンで隠れていやがる！
読めねぇ……！
A「いい曲ですよねぇ〜！！！！」
なんちゅー嘘ついてんだ私。
でもここまで来たら口から出任せだ。
A「その、なんて言うかサビの……」
ギョンス「え、ダメ！！！」
A「は？」
突然割と大きな声を出したギョンス君に驚く。
初めての会話が「え、ダメ」って何！？どうなの！？
ポカーンと口を開けてる私にギョンス君は視線を逸らしつつゆっくり口を開いた。
ギョンス「考えてる……の」
A「え？」
ギョンス「歌詞だけ見て、その曲を自分なりに考えてるんです」
は？
ギョンス「１週間考えたら答え合わせするんです」
ん？
？？？な私にギョンス君は「あ〜どうしよう」と呟き、短い髪をｸｼｬｯとする。
ギョンス「……ってあれ？僕達初めて話しました？」
A「あー……はい。そうですね」
お互い口下手なのか、会話に間が多い私達。
ギョンス「あのですね」
ギョンス君はｺﾎﾝ、と咳払いをすると
ギョンス「僕、歌詞カードよく見てるんですよ」
知ってます。
ギョンス「聞く前に歌詞カードだけ見て、その曲がどんな曲か想像するんです。１週間くらいずっと考えて、全部自分の脳内で曲が出来たら答え合わせするんです」
A「ゆ、ユニークな方ですね」
ギョンス「考えることが趣味なので」
A「えぇ……」
思ってたギョンス君のキャラと全然違くて、私の想像より斜め上行ったその回答に戸惑う。
だから鼻歌が原曲と全然違うのか……。
ギョンス「そうだ」
と、ギョンス君は呟いて
ギョンス「この歌、知ってるんですよね？それなら１週間後僕の考えた歌聞いて、答え合わせしてくれませんか？」
と言った。
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まんちかん(プロフ) - ぎょんすやぁぁぁ(//∇//)(´д⊂)カイドペンです。このぎょんすすごくタイプです(><) (2016年6月22日 9時) (
レス) id: a211558dbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ユメさん» いえいえ、こちらこそ読んでいただいてありがとうございました(^-^)♪ (2016年3月14日 18時) (レス) id: 3a2005b22e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずっぺ！(プロフ) - やばい…面白い!!! (2016年3月14日 18時) (レス) id: c93b607bbd (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - クリスのお話ほんとにありがとうございます！！！！！ (2016年3月14日 17時) (レス) id: 03540e3701 (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - アイラビュゥゥゥフォーエバァぁあああああっ (2016年3月13日 22時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe、レタス、ゆーりんご、玲仁、ちょな、北国
x他3人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年3月12日 8時
