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「うん。
チャニョル先生だとかに渡そうかなって」
私が頷いて言うと ベクはイーッと眉間にシワを寄せた。
「駄目」
「えっ？」
「他の男にもあげるとか 許さない」
そして「はい没収〜」と私の腕からその袋を取った。
「……チャニョル先生にはもうあげちゃった」
「マジ！？
あいつ、俺より先にAからチョコレート貰ってるとか……後でシメる…」
ウーッと唸るような顔をしているベクは
なんだか子犬みたいで可愛い。
するとベクは ふと壁にかかっていた時計を見た。
「あ、やべ、もう行かなきゃ」
「忙しいね？」
ベッドから立って白衣を整えているベクは
もう" お医者さん "の顔だ。
私も立って そんなベクを見る。
「ほんと、何でこんなに忙しいんだか。
そうじゃなかったらもっとお前に構えるのにな？」
ベクの手が伸びてきて 私の頭をポンポンと撫でる。
それが心地よくて目を細めると、
ベクの顔が近づいて
ちゅ、とリップ音を立てて 唇を啄ばまれた。
「ん、ふふ」
2人で笑い合いながらおでこをくっつける。
「チョコ、ありがと。大切に食べる」
「手作りじゃなくてごめんね。
次はちゃんと 作るから」
「楽しみにしてる」
またどちらからともなく唇を合わせると
ベクは「あー…」と私の腰に手を回した。
「やばい、歯止め効かなくなりそう」
そして「だから これで最後」と加えて
また 軽くキスをして ベクは私から離れた。
「お仕事頑張ってね」
「おう」
「行ってらっしゃい」
「行ってきます」
あげた本命チョコレート(ちゃっかり小さめのチョコレートが入った袋も)を持って 病室から出て行ったベクの背中を見つめる。
「ベク、喜んでくれてよかった…！」
キスの余韻が残る唇を抑えながら
私は嬉しさのあまりベッドにダイブした。
あ、そういえばさっきベクが「シメる」って言ってたけど………
チャニョル先生、大丈夫かな？？
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名無し66365号(プロフ) - かくれんぼ 、ワタシのイイナズケは とても好きなんです(；；)皆さんとても大好きな作者様なので凄い楽しみです！ (2016年2月28日 0時) (
レス) id: 768e01c1a0 (このIDを非表示/違反報告)
みじんこ(プロフ) - うっわあぁ…楽しみすぎて禿げます…← 作者様が追加される事に大興奮しています！！大好きな6人の作者様！！すっっごく楽しみです！！頑張ってください(*^^*) (2016年2月28日 0時) (レス) id: 0f2d9cd9e1 (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - えへ、えへへへへへ たのしみだね (2016年2月27日 21時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 4つの作品どれも素敵で学校で愛読していつも元気貰ってます！！ありがとうございます！ (2016年2月27日 20時) (レス) id: ae0b7557bd (このIDを非表示/違反報告)
ナンべく(プロフ) - こんにちは、お知らせビックリしました｡｡｡初期の作者さんも追加の作者さんも大好きな方々だったので!更新楽しみに待っています!がんばってください。 (2016年2月27日 20時) (レス) id: 82d07677eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NeNe,玲仁,ゆーりんご,レタス
x他2人 | 作者ホームページ：玲仁
作成日時：2016年2月13日 7時
