オッパの嘘つき

9lie ページ9

次の日の学校終わり
駅前でオッパに会う予定になっていた。

それなのに、学校を出ようと来た時

MG｢A〜！どこ行くの？｣

誰かと思えばミンギュ先輩だった。
しかも秒で呼び捨てじゃん？

｢どうしたんですか｣

MG｢どこ行くの？ご飯行かない？｣

｢え、行かないですよ、予定あるので｣

って言ってるのにずっと付いてくる。
もう、このままじゃオッパに会えないじゃん。

｢あ、あの、また今度で、それで、｣

MG｢え？ジョシュア先生？｣

ミンギュ先輩をうまく帰そうと話してると
ミンギュ先輩は私の後ろを見てそう言った。
勢いよく振り返ると困った顔のジスオッパ。

JS｢ミンギュくん久しぶりだね、何してるの？｣

MG｢Aとたまたま同じ学校だったんですよ！それで今ちょっと話してて！｣

JS｢A…？｣

呼び捨てで親しげに話すミンギュ先輩に
少し怪しげなオッパの表情。
これ以上勘違いされたらたまったもんじゃない。

｢あの…｣

JS｢ミンギュくん、それは良かったね、実はAちゃんに用事があったんだよね、借りるね？｣

MG｢あ、そうだったんですね？ではまた！｣

あー上手くいった。
肩をなでおろして振り向くと

｢…全然だめだ｣

なんとも言えない表情のジスオッパ。

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