オッパの嘘つき

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あれからあっという間に月は流れて
気づけば12/30オッパの誕生日の日になった。


｢今日は頑張るぞ〜！おっ！｣

オッパの誕生日だから、今日は頑張って
料理を作ろうって決めていた。
オッパはまだ帰らないはずだし！


そう思って駅近くのスーパーに寄ろうとした時に
女の子と話しているオッパを見かけた。

生徒かな？そう思って見てると
女の子がオッパにプレゼントを渡していて
オッパはにっこり微笑んで受け取った。

私がいるのにそんなの酷くない？
そう思ったけど、それを必死に抑えた。
オッパは人気な先生だもん仕方ないよね。



オッパの家に帰宅してから浮かないまま
料理を作るもののテンションは上がらない。

全てでき終わったあとに
オッパが帰宅してきた。

JS｢ただいま〜｣

｢おかえり、、、お誕生日おめでとう…｣

JS｢ありがとう｣

オッパは、あの女の子に笑ってたように
優しく微笑み返してくれた。

そして、手に持ってある
あの子から貰ったであろうプレゼント。


｢それは？｣

JS｢あ？これ？｣

もしかしたら普通に
生徒からもらっちゃった参ったよ
なんて言うかもしれないって

JS｢プレゼント貰ったの｣

｢…誰に？｣

JS｢ん〜まあね…あ！お腹すいた！｣

あ、話変えられた。
やっぱり私とは違うんだ。

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