恋愛短編集 from SMfamily (ページ3)

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ﾃﾐﾝ「ねえねえ、Aは好きな人いないの？」

「…私？」

放課後

係の仕事を一人でしてる時に

テミン君が何故か来て

一緒に帰ろうって言ってきて

今に至る←

夕日が射し込む教室で

テミン君は私の前に座って

肘をついて、目を見て聞いてきた

ﾃﾐﾝ「そうだよ～他に誰がいるの(笑)」

そう言ってくすくす笑うテミン君

「だって急だったんだもん～」

ﾃﾐﾝ「まあいいや(笑) で、居るの？」

ここで素直にテミン君って言う訳にも

いかないしな～

嘘も良くないしな～

「うーん、まあ、居るよ？」

曖昧な感じで答えると

テミン君がぴくっと班のした

ﾃﾐﾝ「ふーん、誰？」

「言えないよ～」

ﾃﾐﾝ「えー、けちー」

そう言って頬を膨らますテミン君

可愛い(笑)

ﾃﾐﾝ「俺もね、好きな人居るんだ」

「え？そうなの？」

ﾃﾐﾝ「ふふ、誰だと思う？」

意地悪に笑うテミン君

私だったら、いいのに

ﾃﾐﾝ「その人は笑顔が似合うの、

それで、数学が得意なの
体育も得意かな
可愛くて、小さくて
守りたくなるような、人」

「…ふうん」

ﾃﾐﾝ「それでね、」

そう言って立ち上がったテミン君

ﾃﾐﾝ「俺の目の前にいる人」

そう言って、私に指差したテミン君

「…え？」

ﾃﾐﾝ「俺が好きなのは、Aだよ」

驚いて、驚いて
目がぱちぱちする

ﾃﾐﾝ「ねえ、Aの好きな人って誰？」

「それは…」

ﾃﾐﾝ「俺だったら、良いな～なんて」

「…み、ん、だよ」

ﾃﾐﾝ「え？」

「テミン君が、好きだよ」

ﾃﾐﾝ「…ほんと？」

「嘘なんて、つかないよ」

ﾃﾐﾝ「うあ、まって、嬉しい」

そう言って、顔を赤くしたテミン君

ﾃﾐﾝ「じゃあ、付き合おうか」

「…うん」

ﾃﾐﾝ「愛してるよ」

そう言って

私にキスしたテミン君は

今迄で1番素敵だった

END