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それから数日たって
「勝利くんのお家？」
「うん。お母さんとお姉ちゃんが連れて来いって。」
いつもみたいに勝利くんと手を繋いで歩く。
「うぅ…ドキドキする…」
「ふふっ、二人とも優しいから大丈夫。
とって食ったりはしないから(笑)」
勝利くんといる時間は本当に穏やかで、
心が暖かくなる。
「あれ？A、勝利くん。」
聞き覚えのある声に振り向く。
「健人くん！」
勝利くんの私の手を握る手が強くなった。
「今帰りなの？」
ニコニコしながら私達に近寄る。
「俺もご一緒させてもらおうかな。」
勝利くんは嫌そうで、
健人くんはドヤ顔でそんな勝利くんを見てる。
なんなのこれ…、
「母さんがAに会いたがってたよ。」
「え〜おばさん会いたい！」
「…、」
さっきから勝利くんはずっと無言で、
私の手をたまにぎゅっぎゅって握って俯いてる。
「勝利くん、具合悪い？」
立ち止まって聞いてみる。
「ううん、大丈夫。俺用事思い出したから帰るね。」
「え、あ、うん！また明日ね！」
勝利くんは少し悲しそうな顔をして私に背を向け帰っていった。
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ユニコーン(プロフ) - この作品、今日で全部読みました！不器用勝利くんとか、やばいです！！！更新がんばってください、大好きです(+----+) (2016年12月30日 0時) (
レス) id: 858bd45b83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shr x他1人 | 作成日時：2015年11月25日 23時
