君との日常 (ページ6)

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廉side

先輩に無理矢理連れてこられた、カラオケ店、、、

そして、先輩はと言うと、、、遅刻した事により目の前で正座をさせられ説教されているのだ、、、
(店の目の前で可哀想、、、)

「もう！何回も言ってんでしょ！」

「だから～電話でも言ったけど、この僕くんとぶつかって、、、」
「言い訳ご無用！！！今日は、全額紫耀の奢りだからね。」

「神もなんか言えよ！！！」

「弁解する余地0、だいいち俺が言ったところでしょうが無いじゃん？諦めろ。」

「敵め、、、」

「あ、あの、、、」

「ん？」「へぇ？」

「僕とぶつかったのはホントです。だから、先輩は悪くないのでその辺にしては、、、どうで、、、しょう、、、」

「はぁ、、、しょうがない。紫耀！」

「は、はい、、、なんでしょう、、」

「今日だけ許してあげる！けど、、、、次は無いから」ﾆｺｯ

「ﾋｯ、、、ご、ごめんなさい、、、」

学校では、怖いイメージなのに、この人達と居ると全然違う。
ホントの先輩って実はこっちなんだ、、、
なんか、耳と尻尾が下がって見える、、、

「フフっ」

「あ！笑った！」

「、、、そりゃ人間なんだから笑うでしょ？」
「やっぱ紫耀って馬鹿。」

「違うよ！いつも怯えてんだもん！ついさっきだって！」

「そりゃ、、、紫耀が怖いからでしょ？」
「そうそう、不良ぽい格好してるから。」

「俺のせい！？」

「それ以外誰が居んの？」

「けど、俺はこういう格好が好きなの！ってか、それよりもう立っていい？足痺れてきたんだけど、、、」

「そうだね、僕喉乾いちゃったし。」
「説教の続きは入ってからにしようか」

「え！？、まだ怒られんの？俺？」

「だって、なんか反省して無さそうなんだもん」

「イヤイヤ！すっげぇーしてる！だよね？廉！」

「えっ？、、、は、はい！耳と尻尾が垂れた犬、に見えるので」

「それ、どういう事？」

「まんまの意味だろ？」「まんまの意味でしょ？」

「え？、、、、俺犬なの！？」

「捨て犬？に見えますね」ﾆｺﾆｺ

「、、、そのうちオオカミになってやるよ、、」ﾎﾞｿｯ

「へ？」

「んじゃ、廉は猫だな！」

「先輩だけには言われたくないです。」

「仲良いね」
「だな、海人が見たら喜びそうだな」

「あ～あ、海人連れてくれば良かったかな？」

「！？海人だけはやめろ！」

破天荒かつ自分勝手、、、でも、ちゃんと周りを見てそうなこの先輩は、僕の学校生活を楽しくしてくれそう。

END

ムズいな。By作者