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海人｢えぇ〜、廉大阪帰んの？｣
｢日曜日帰って来るし｣
海人｢いいな〜、廉の実家俺も行ってみたい！！｣
｢どうせ汚す気やろ、海人はアカン｣
海人｢あ、そうだ、動物園行かない？｣
｢え、スルー？｣
海人｢なんかね〜バクの赤ちゃん？産まれたらしいの〜｣
｢え、無視？｣
海人｢日曜日行こうかなって思ってるんだよねぇ〜｣
｢え、俺の話聞いてる？｣
勇太｢バクの赤ちゃんウリ坊みたいに見えるから可愛いよな〜｣
紫耀｢ふーん、、、｣
｢俺の話は無視？｣
勇太｢あれ？動物興味無い？｣
紫耀｢動物はすぎだけど、距離遠くね？｣
海人｢まぁ、ちょっとあるよね〜｣
｢・・・。｣
海人｢もちろん岸くんでしょ？｣
優太｢えぇ！？俺？｣
海人｢お願い！！岸くん？連れてって？♡｣
優太｢ええ？｣
玄樹｢1回くらいつれてってあげなよ｣
勇太｢玄樹先生は？行かない？｣
玄樹｢俺は人混み苦手だから｣
｢あの〜、、、｣
海人｢よし！決まり！じゃ！廉日曜日にね！｣
｢・・・俺の有無なしかい。
まぁええわ笑 行こか｣
後でオカンに連絡せんとな〜、にしてバクか、、、
昔紫耀と動物行った時見たなぁ〜
懐かしいな、、、
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
｢んで、、、なんでお前がおんねん。｣
紫耀｢あぁ？なんか文句あんのかよ｣
｢いや、別に無いけど、、、｣
紫耀｢あ、電車来た、行くぞー｣
｢あ！ちょまってや！｣
紫耀｢廉のお母さんに会うの久しぶりだな｣
｢中学以来やな。｣
紫耀｢あ、そうだ。
はい、コレ、お前にやるよ。｣
｢え、、、｣
紫耀｢駅着いたら起こして。｣
手渡されたのは小袋、開けて中を確認してみると、、、
｢あ…し、しょお、コレ、、、｣
紫耀｢スースー…｣
小さな動物の人形。
『また寝れなかったの？』
『だって、、、』
『そんな廉にこれあげる！』
『何これ？』
『おまじない！』
『おまじない？』
『バクって動物は悪夢？を食べてくれるんだって！』
『そうなん？』
『うん！だから、これを持ってたら大丈夫！
俺も一緒に居る！明日ママに言って動物行ってバクにお願いもする！』
『うん…！』
そう言えば、不器用な紫耀がブサイクな動物を作ってたような気がする、、、
思い出した。
紫耀がくれたブサイクのバク人形を持っていたらよく眠れた…
怖い夢も見ることと無かった、、、
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作者名：赤髪の白雪姫アボカドKing | 作成日時：2021年4月25日 11時
