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一ノ瀬さんの家に泊まってから2日がたった。
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次郎｢あ、スーツの上着ここに落ちてたのか〜』
｢あの、俺、、、｣
次郎｢いやぁ〜上着見つかんなくって朝から怒られちゃったんだー
まぁ、なんのお咎めも無かったけど。｣
｢そう…だったんですね、見つかって良かったですね｣
次郎｢うん、あ、冷蔵庫にご飯入れてるから適当に居座っててよ、鍵はポストに入れといてくれたらいいからね｣
｢え、あ、わかりました。｣
次郎｢それじゃ、行ってきます｣ﾆｯ
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
はぁー、、、恥ずかしい事をした。
一ノ瀬さんのスーツを抱き締めて寝てたなんて、、、
けど、あの後なんにも言われなかったから大丈夫なんだろうけど、、、
俺の中では一番恥ずかしい思い出になった。
幸か不幸かあの日以来一ノ瀬さんに会ってない、、、ご飯も美味しかった。
そのお礼すらできてない。
｢さて、どうしたものか、、、｣
｢あれ、秀ちゃん？｣
え、
次郎｢やっぱり秀ちゃんだ〜｣ﾆｺﾆｺ
｢一ノ瀬さん…｣
次郎｢久しぶりだね！2日ぶり？元気だった？｣
｢はい、元気ですよ｣
次郎｢さっきまですっごい深刻そうな顔してたから何かあったのかなって思ったんだ〜｣
｢そんな深刻そうでした？｣
次郎｢うん！眉間にギューって｣
｢フフっどんな顔っすかそれ｣
次郎｢あ！やっぱ秀ちゃん笑ってる方がいいよ｣ﾆｺﾆｺ
｢ありがとうございます、一ノ瀬さんは犬みたいです｣
次郎｢うん！え〜そう？｣
｢はい、なんか見てて可愛いです｣
次郎｢…可愛いよりカッコイイって言われなかったんだけどなぁ〜｣
｢仕事してる時はカッコイイですよ？｣
次郎｢いつもは？｣
｢可愛いですかね？｣
次郎｢う〜ん、俺の思ってたのと違う。
あ、今から暇だったりする？｣
｢バイト無いんで暇ですよ｣
次郎｢じゃあうち来る？｣
｢え…｣
次郎｢いや！別にやましい事とかは無いよ！ただ一緒にご飯食べたいな〜、、、なんて、、、｣
｢フフっ、、、一ノ瀬さん慌てすぎww｣
次郎｢だって断られると思ったんだもん。｣ｼｭﾝ
｢やっぱり、犬っぽいって言われません？｣
次郎｢言われた事ないよ、秀ちゃんが初めてなんだよね｣
｢フフっ｣
次郎｢あ、今日は俺のスーツ抱きしめて寝ないでね？｣
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作者名：赤髪の白雪姫アボカドKing | 作成日時：2021年4月25日 11時
