23時間睡眠 ページ24
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『甲斐くん、やめ』
｢ふざけんじゃねえ、！！！｣
いくらなんでもそれは、と思って口に出した言葉はさくらちゃんによってかき消されてしまった。
勢いよく立って机をなぎ倒して甲斐くんに膝蹴り。
“ふざけんじゃねえ”
それは 今までのさくらちゃんとは違う姿だった
私も唖然とした生徒の1人で。
｢あんた達に澪奈の、何がわかんの？澪奈はいつも凛としてて、
結局薬 物なんてやってなかったし、なのに…
情報に踊らされたのはあんた達じゃない！！！
なんで死んでまで澪奈が悪口言われなきゃいけないの、
絶対許せない、。｣
ちら と海斗をみたら
じっとさくらちゃんを見つめてたから そっと視線を戻した
｢けど…
1番許せないのは私だ…。澪奈を被写体としてしか見てなかった。
先生の言う通り。澪奈が、手紙を書いたのには理由があった、
さくらとは友達になれない。
滲んでるの。澪奈の涙で、滲んでるの。｣
さくらちゃんが 泣きながら言うから 私も目頭が熱くなった。
｢手紙を書いたのはきっと、違うんだよって伝えたかったから。
ほんとはずっと友達だよって伝えたかったから。｣
でもさくらちゃんは みんなに避けられるのが怖かったから澪奈ちゃんを避けた、それが辛くて自 殺した、だから私のせい、そう明かした。
「それがお前の答えか」
じっと さくらちゃんを見つめながら先生は聞いた
｢、っはい｣
.
｢残念ながら今の答えは不正解だ｣
無慈悲 無表情で告げた
「じゃあ景山は誰に何をされて自 殺したって言うんだよ！！」
「それはお前達が自分で探せ。
なぜクラスメイトが死ななければならなかったのか。
卒業までの10日間で一緒に考えるんだ。
さてと…不正解だった場合ペナルティが課せられるんだったよな」
「待てよ、まじで殺 す気？」
「当たり前だろ、言ったはずだ。
だ〜れ〜に〜し〜よ〜う〜か〜な〜」
「冗談じゃねぇなんでお前に殺 されなきゃなんねぇんだよ。」
「なんだ、この期に及んで命拾いか？」
ちょっと苦しくなってスカートをぎゅっと握っていると、
｢A、大丈夫か｣
『海斗、』
死にたくない、そんな目で見つめた。
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紗子(プロフ) - めるさん» コメントありがとうございます！修正させていただきました！ (2019年2月25日 19時) (
レス) id: 0152fc8905 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 香帆ちゃんの漢字が違います！ (2019年2月24日 22時) (レス) id: 522b3efdcc (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - リカさん» コメントありがとうございます！日々更新に励もうと思います、(>_<) (2019年2月20日 18時) (レス) id: 0152fc8905 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 五月七日さん» コメントありがとうございます。お返事遅れてしまってすみません…がんばります、ありがとうございます！ (2019年2月20日 18時) (レス) id: 0152fc8905 (このIDを非表示/違反報告)
リカ(プロフ) - 面白いです!!更新楽しみにしています(^-^) (2019年2月17日 16時) (レス) id: 6d2f89e3f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗子 | 作成日時：2019年2月16日 22時
