｜茨の道 覚悟 ページ16
ci side
Aさんの顔がどんどん無表情に変わっていく。貼り付けていた笑みが消えていく。
『………』
ci「……Aさん、顔、かーお、嘘つきらしくないですよ。」
Aさんはハッとして、
『…ありがと、は〜……うん頑張らなきゃ、まだ早い、てか、帰るわ。んじゃ』
トットットッ
と言った。まだ早い？なんのことだろ、こう言うときは、頼れる先輩トントンに！
トントンは書類棚にいる！
ci「トントンさーん！Aさんが言ってたんですけど、まだ早い、ってどう言うことですか？」
ドサッ
トントンさんが書類を落とす。
tn「ま、まだ早いって言っとんのか、大丈夫やな、うん。」
この焦り様、まさか、
ci「死ぬとか？」
ビクッ
tn「ま、まさか〜そんなわけ、、」
ci「なんで止めないんですか！好きなんでしょ！また、昔みたいになってええんか！」
俺は目の前の人の胸ぐらを掴む
ここは生徒会室、もちろん人はいる
kn「なんやなんや、喧嘩か〜？」
shp「それぐらいにしといた方が良いですよ。クソ先輩、チーノガチみたいなんで」
zm「チーノが怒るなんてなぁ」
kn「てかトントンに好きなやつおんのか」
野次なんて知らない。俺はあの人を守りたい
tn「……じゃあ聞くけど、お前は昔、何ができた？何をやった？彼奴の支えになれた？あんだけ一緒におって、笑い合って、日常過ごしてたつもりが一瞬でなくなったんよ。分かるか？！爆破で1発でドンってお前は見てないやろうけど、酷いもんやったで彼奴の体、虐めの跡で沢山やったで！彼奴な、人に言わんのよ。でも、そんなあいつが言った…事やから…俺は例えそれが……茨の道、いや、死でも"ついて行って"やる」
最後は涙混じりの声だった。
この人は覚悟を決めたんやろな
ci「…俺もついていくわ。tn「！」そのかわりにいい案があります。生きてる間だけ楽しみましょう。愛しましょう。ね？」
tn「いい案やな。じゃあ手始めに彼奴の誕生日やな！」
ci「何しよっかなー、じゃ、帰ります〜」
tn「グルさん書類〜」
gr「…いやだ」
tn「拒否権なし！」
煩い生徒会室に戻った。
最近トントンさんがやけに振り切った顔しとんなと思ったらこの事だったんや。
楽しみやなぁ〜
生徒会室を出て玄関に行く
下駄箱を開けると、手紙が入っていた。
またか、なんて思って開けてみると
〔ありがと〕
と書いてあった。
ci「…トントンさん？！ばれてるよ！」
tn「なんやて？！」
今日も、平和だ。
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のうみそぽっぷこーん - ほんとですか！す、凄いです！よくこの長文を翻訳して…ま、私が言ったんですけどwでも、翻訳してもらえて嬉しいです！ (2020年6月29日 1時) (
レス) id: 14461c6acf (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 翻訳頑張ったよ！褒めてや！ (2020年6月28日 19時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)
のうみそぽっぷこーん - 黒猫さん、まじか☆お互い頑張ろうぜ (2020年6月22日 22時) (レス) id: 14461c6acf (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - ちなみに俺は登校初日に遅刻だぜ☆ (2020年6月21日 22時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 頑張って☆ (2020年6月21日 22時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：解ボーイ x他1人 | 作成日時：2020年6月14日 22時
