48↓ ページ5
「すみません、お待たせしました」
「大丈夫よ。さて、行きますか」
「はーい」
今日は冥さん、歌姫先輩との合同任務。古びた洋館に呪霊が出るらしい。多分2人だけでも大丈夫だとは思うんだけど、念には念を、という事で私も駆り出された。
私自身、その呪霊がどんなものなのか把握していない。夜蛾か何か言ってた気がするけど右から左に聞き流してたし。学生回されてくるようなやつだし、まあどうにかなるでしょ。
「そういえばA、昨日は随分と
「…聞こえてました?」
「ココ」
トントン、と指を刺されたのは首。なるほどね。まあバレたのが冥さんで良かった、歌姫先輩はショートしかねないし。後で隠しておこう。
「いくらです?」
「おや、いいのかい?…そうだね、後で請求しておくよ。なんなら夏油くんと折半でも良いけど」
「やだなあ、冥さん。私が傑に出させるわけないでしょ。口座はいつものとこですか?」
「うん。宜しく頼むよ」
そんな無駄話をしていると洋館に到着した。なんの躊躇もなく開けて入る。バタン、と扉の閉まる音がした。
336人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチにお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月9日 15時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - なるほど、スカート盗難事件の被害者は過去にもいたのですね… (2021年1月31日 13時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:漣 | 作成日時:2021年1月17日 21時