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「天内は!?」
「この時間は音楽なので、音楽室か礼拝堂ですね」
「レーハイドゥ!?」
「音楽教師の都合で変わるんです」
「悟は礼拝堂、黒井さんは音楽室を。Aは黒井さんと共に音楽室へ」
「私は1人でも大丈夫です。ですので、九重様は別の場所へ」
「…わかりました。Aは私と一緒に
「承知致しました」
呪霊がやられたという場所へ向かう。正体不明はQか、盤星教か。…Qは事実上の組織瓦解だし、盤星教の方が可能性は高いか。盤星教は呪術を使える者がいないと聞いた。ならば外から雇うはず。…少し面倒だな。
「おおっ、その制服は!」
「…A」
「うん、わかってる」
術式を展開しながら、後ろに下がる。出てきたのは式神使いであろうジジイ。…このジジイ、慣れてるな。それを傑も感じ取ったのか、私を後ろに下げた。万が一を想定して。
「呪霊操術か」
「ご名答。さすが、長生きしてるだけあるね」
「…小娘、その術式。まさか九重の…!」
「大正解♡」
目の前のジジイはじり、と少し後ろに下がった。…こんなとこで名前が役立つなんてね。大っ嫌いな名前だけど少しは感謝しようかな。癪だけど。
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プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチにお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月9日 15時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - なるほど、スカート盗難事件の被害者は過去にもいたのですね… (2021年1月31日 13時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:漣 | 作成日時:2021年1月17日 21時