Sugar Love【3】 (ページ9)

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紫耀と廉をなんとか説得して、

他の男子と一緒にチラシを作ったら即採用。

あんなに何日もかけて描いてたのは

なんだったの？？

あ「さっちゃんも文化祭見に来るの？」

神「おう。もうチケットも渡してあるから

多分友達と来るんじゃない？」

あ「そっか。楽しみだね。」

ってことは紫耀ももう茄橋さんに

招待状渡したのかな。

なんてふと考えて、

文化祭来るんだ…嫌だなって思ってしまった自分に

ハッとして、頭の中から急いで掻き消した。

特に大きな怪我をすることもなく、

男同士の喧嘩もなく、

平和に順調に進んだ文化祭準備。

今年の文化祭は一味違うらしく、

一番人気だったクラスには豪華景品が貰えるらしい。

通りでみんな気合い入ってるわけだけど。

どんな理由にしても、みんなで楽しく平和に

本番楽しめれるならなんでもいっか。

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そして、あっという間に文化祭当日。

朝から予想してたよりもたくさんの来場者達が

我が校の文化祭を楽しみに来てくれていた。

おかげさまで校内全体人で溢れ返り、

賑わっている。

紫「いらっしゃいませー！

お好み焼き串はいかがですか～！」

廉「大阪本場の味が楽しめるお好み焼き串は

美味しいっすよー！」

調理場担当の紫耀と廉。

私はというと、会計担当をしていた。

栞「A～！やっほー！来たよっ」

あ「あっ、さっちゃん！」

栞「すごい繁盛してるね～！」

友達二人を連れて早速私達のところで

お好み焼き串を買いに来てくれたさっちゃん。

あ「おかげさまでね。」

栞「頑張ってね！」

あ「ありがとう！」

午後から売り場担当の勇太くんは、

「栞那達と校内回ってくるわ～」と言って

仲良く行ってしまった。

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