Sugar Love100 ページ2
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なんとか1日で熱を下げて回復。
体調もすこぶる調子いい。
校門潜ろうとしたタイミングで
廉「よっ。おはよっ」
いきなり肩をポンッと叩かれ、挨拶される。
あ「あ、おはよう。」
廉「もう熱は大丈夫なん?」
あ「うん。もう大丈夫っ」
昨日電話は途中で切っちゃうし
家まで来てくれたのに出れなかったし
なんだか廉と顔合わすのが気まずい。
昨日のこと振られるかなって思って
ヒヤヒヤしてたら、
廉「つか昨日見舞い行ってんけど、
寝とった?」
あ「えぇっ!?あっ、う、うんっ
あの後またすぐ寝ちゃって気付かなかったのっ
あは、あははっ…」
案の定、話を振られた。
今あからさまに動揺して
言葉噛み噛みになっちゃったよ…
私のバカっ
廉「やっぱそうやったか〜。
あっ。玄関のドアノブに袋かけてあったのは?
気付いた?」
あ「うん。気付いたよっ。
わざわざいいのに。ありがとう。」
紫耀が颯爽と部屋を出た後。
ドアに何か当たってる音が聞こえて、
確かめたら、コンビニの袋がドアノブに
かかっていた。
多分廉が置いてったのかな?とは予想してたけど、
申し訳ない…。
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廉と一緒に登校したおかげで、いつものハイエナ達に
追いかけられることもなく、
何事もなく教室に辿り着くことが出来た。
クラスの男子に挨拶を交わし、
自分の席に着いた少し後に紫耀と勇太くんが
教室に入ってきた。
あ「あ…」
紫「あ…」
パッと目が合った瞬間、
昨日の出来事がフラッシュバックされて
思わず口元隠して目を逸らす。
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作者名:rion | 作成日時:2018年11月27日 16時